お金と投資をもっと身近に
facebook twitter
資産運用の税金特集(3)~知らないと損する?4種類の配当金の受取方法
足立 武志
知って納得!株式投資で負けないための実践的基礎知識
株式投資がうまくいかない、という個人投資家の皆様へ。実践をベースにした「すぐに役立つ真の基礎知識」は、お客様の株式投資戦略に新たなヒントを提供。負けない、失敗しないためにはどのよ…

資産運用の税金特集(3)~知らないと損する?4種類の配当金の受取方法

2010/2/12
資産運用に精通した公認会計士として活躍している、足立武志氏による「知って納得!株式投資で負けないための実践的基礎知識」。お客様の投資のヒントにお役立てください。
facebook twitter 印刷する

2009年から配当金の受取方法は4種類に増加

上場株式の株券電子化に伴い、配当金の受取方法に新たな選択肢ができました。従来は、「配当金領収書方式」もしくは「個別銘柄指定方式」のいずれかから選択していましたが、2009年以降は、これに加え「株式数比例配分方式」、「登録配当金受領口座方式」という方法が新設されています。

(1)配当金領収書方式

配当金領収書が自宅へ郵送されてくるので、それを郵便局等へ持参して配当金を受取る方式。

(2)個別銘柄指定方式

配当金振込指定書を保有する銘柄ごとに提出して、銀行口座に配当金を振込んでもらう方式。

(3)株式数比例配分方式

保有する全ての銘柄の配当金を、証券会社の口座で受取る方法。同一の銘柄を複数の証券会社で保有している場合、それぞれの保有株式数に応じて配当金が各証券会社の口座に振分けて入金される。

(4)登録配当金受領口座方式

保有する全ての銘柄の配当金を、指定した銀行口座に振込んでもらう方式。(2)の個別銘柄指定方式と異なり、各銘柄ごとに銀行振込の申込をする手間が省ける。

株式数比例配分方式および登録配当金受領口座方式を選択する場合には、証券会社へ申込みが必要となります。ただし、複数の証券会社の口座に株式を保管している場合でも、どこか1つの証券会社で申込めば他の証券会社保管分も含めて適用を受けられます。
なお、株式数比例配分方式、登録配当金受領口座方式を選択した場合、保有する全ての株式につき同一の方式が適用されます。

2010年以降は「源泉徴収ありの特定口座」+「株式数比例配分方式」が便利

2010年からは、源泉徴収ありの特定口座を開設していれば、株式数比例配分方式を選択することで、当該源泉徴収あり特定口座に受け入れた配当金と株式の売却損とを、証券会社が自動的に損益通算してくれます。確定申告の手間が省けるので大変便利です。

とはいえ、ある証券会社の口座では損益通算の結果売却損が残り、別の証券会社の口座では売却損がなく配当金が損益通算しきれないというケースなど、確定申告をしないと税金を余計に支払うことになる場合もあります。証券会社が自動的に損益通算してくれていても、その上でさらに確定申告したほうがよいのかどうか、シミュレーションをしておくことが大事です。
なお、2009年分については、たとえ源泉徴収ありの特定口座+株式数比例配分方式を選択していても、配当金と株式の売却損を損益通算するためには確定申告が必要です。証券会社で自動的に損益計算してくれるのは2010年分以降ですので、お間違えのないようご注意ください。(配当金の確定申告については、「資産運用の税金特集(5)」で改めてご説明します。)
また、2010年以降であっても、配当金の権利確定日までに選択手続きをすませないと、その配当金については証券会社で自動的に損益通算をしてもらうことができません。早めに手続きを済ませておくようにしましょう。

本コラムに記載された税金に関する記述は一般的な取り扱いを説明したものです。他の所得の状況をはじめ、さまざまな要因により本コラムの記載内容とは異なる取り扱いとなる可能性があります。ご不明な点は税務署や税理士等へご相談ください。

本コラム「資産運用の税金特集」読者のみな様に、銘柄スクリーニングソフト「マーケットチェッカー2(MC2)」を無料で利用できるサービスを行なっています。 期間限定です。お早めにアクセスください。

株式投資銘柄スクリーニングソフト「マーケットチェッカー2(MC2)」

【この記事に対するアンケート回答はこちらから】

トウシルのオススメ記事

はじめよう株主優待
人気記事ランキングTOP
トウシル TOP
このレポートについてご意見・ご感想をお聞かせください資産運用の税金特集(3)~知らないと損する?4種類の配当金の受取方法

本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。

記事についてのアンケート回答確認

資産運用の税金特集(3)~知らないと損する?4種類の配当金の受取方法

今回のレポートはいかがでしたか?
コメント

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メールマガジン

直近1日の記事を配信します

配信:平日毎営業日配信
祝日・GW・夏季/冬季休暇 を除く

公式SNS

タイムリーな情報を
ゲットできます

配信:記事配信時 随時
facebookおよびTwitterには一部配信しない記事もあります

TOP
×
トウシル メールマガジン および SNSについて
メールマガジン 申込み

トウシルメールマガジンではレポートやコンテンツ等、直近1日の記事をお知らせします。
本メールは配信希望のお客様に平日毎日お届けしております。
リアルタイムでの情報取得は、公式SNS(facebook、twitter)もあわせてご利用ください。

  • 「メールマガジン 選択/受付」画面から購読を選択できます。
  • 楽天証券のメルマガをすでに配信希望にされている方は、
    初期設定としては購読申し込みとなっている場合があります。
  • メールマガジン購読申し込みには、楽天証券会員登録(口座開設)が必要となります。
Gmailサービスをご利用の方へ
メールマガジンを受信時正しく表示されないことがございます。あらかじめご了承ください。
メールマガジン サンプル
メールマガジンサンプル
  • 「メールマガジン 選択/受付」画面から購読を選択できます。
  • 楽天証券のメルマガをすでに配信希望にされている方は、
    初期設定としては購読申し込みとなっている場合があります。
  • メールマガジン購読申し込みには、楽天証券会員登録(口座開設)が必要となります。
Gmailサービスをご利用の方へ
メールマガジンを受信時正しく表示されないことがございます。あらかじめご了承ください。