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銘柄名 タウンズ
銘柄コード 197A
上場市場 東証スタンダード

1.経営方針

 当社は、「私たちタウンズは、独自の体外診断用医薬品により、人々の生活に安心と潤いを届けます。そのために、技術・知識を集積し、新たな製品の開発、品質改善に取り組み続けます。」を経営理念としており、より良い製品を世界に向けて発信し続けることを方針としております。

2.沿革

 当社は、「診断技術で、安心な毎日を。」をコーポレートスローガンとして、昭和62年(1987年)の創業以来30年以上にわたり、世界の安心な毎日を創るため、感染症POCT※1分野において、世界に向けて高品質な製品を提供して参りました。

 検査薬の豊富なラインナップを特徴として、2000年頃からインフルエンザ向け感染症臨床検査のための迅速診断キットを主体としつつ、順次、アデノウイルス、溶連菌など各種ウイルス・病原菌の対応キットを拡充し、2020年10月には新型コロナウイルス抗原検査キットの製造販売承認を得て販売を開始するなど、現状の感染症迅速診断薬の国内リーディング企業として取り組んでおります。

※1:POCT:Point Of Care Testingの略。被検者の傍らで医療従事者が行う検査
※2:当社は、2021年7月1日に連結子会社を吸収合併している関係上、2021年6月期以前は連結売上高を記載。2022年6月期は、厚生労働省の買取による売上を除いた売上高を掲載。尚、厚労省買取とは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、抗原検査の検査需要が急激に高まるなか、厚生労働省による新型コロナウイルス抗原検査キットの買取が実施されたもの

3.事業の内容

 当社は感染症迅速診断キットのメーカーとして、さまざまな分析技術を応用した体外診断用医薬品※1と研究試薬を製造し、国内外へ販売しております。高品質な製品と顧客サービスを提供する企業として、医薬品卸売販売業者を通じてエンドユーザーとして病院及び開業医のみならず、WHOなどの国際機関、研究機関やバイオベンチャー企業などにも製品を提供し、事業活動を行っております。

 当社主力製品は、イムノクロマト法※2を利用することで、特別な装置を必要とせず患者様のそばで迅速な診断を可能としております。

※1  体外診断用医薬品:人に由来する試料(血液、体液、尿、便など)を検体とし、検体中の物質等を検出又は測定することにより、疾病の診断を補助する検査薬であり、厚生労働省より認証や承認を受け、臨床的有用性が認められた製品として市場に販売できること、保険適用の対象となるものと定義されます。
※2  イムノクロマト法:この方法を利用した代表的な検査薬としては、薬局などで広く販売されている妊娠診断薬が挙げられます。この検査法のおおまかな原理は、以下のとおりになります。
(1)テストプレートの試料滴下部に検体を滴下すると、検体はテストストリップへ浸透します。検体中の標的抗原は、コロイド等に標識された標識抗体との反応が始まります。この標識抗体は、標的抗原に対して特異的に結合する抗体を使用しています。
(2)標的抗原と標識抗体を含む溶液はメンブレン内を毛細管現象により展開しながら、さらに標的抗原と標識抗体との反応が進みます。
(3)標識抗体と反応した標的抗原の複合体は、メンブレン上に固定化された抗体(判定ライン)と標的抗原が反応し標識抗体と標的抗原の複合体が捕捉されます。この結果、判定ライン上に標識物が集積しラインとして目視判定が可能となります。
(4)標的抗原と反応しなかった標識抗体は、標識抗体認識抗体(コントロールライン)と反応し、標識物が集積しラインとして目視判定が可能となり、検査が正常に機能したことを示します。陽性であれば2本のライン、陰性であれば1本のラインが出現、出現したラインを目視で確認するだけの簡便な検査法です。

4.事業の特徴

(1)高い製品競争力

医療従事者・患者双方に高い価値を提供する製品

  • 独自技術である白金-金コロイドや、特許化を含む多くの開発実績を有する自社抗体等の高い技術力を有す
  • 技術力を活かし、医療現場と患者双方にとって価値の高い製品を迅速にローンチ

【当社製品の特長】

検体抽出液の共通使用
 検体抽出液はイムノエース(R)SARS-CoV-2 II・SARS-CoV-2/Flu・Flu・アデノ・hMPV・RSV Neo・Flu/RSVで共通使用が可能

ブラックライン
 独自開発のナノテクノロジー「白金-金コロイド」採用により判定ライン・コントロールラインを視認性の高いブラックラインで表示

(2)再現性のある開発を可能にする強固な開発体制

長い歴史と経験豊富な研究員が牽引する開発活動

  • 豊富な業務経験と高度かつ多様な専門性を有する開発チームが、開発活動を牽引。正社員のうち約7割が博士・修士の学位を持ち、6割以上が5年以上の当社における研究開発実務を有す
  • 長年の研究開発を通して社内に蓄積されたノウハウに加え、社外からも知見を得ることで迅速かつ革新的な開発を実現。2022年4月には国内初となる唾液を適用検体種とする新型コロナウイルス抗原検査キット「イムノエース(R)SARS-CoV-2 Saliva」を発売した他、2023年4月には、血中亜鉛濃度を簡便に測定する検査システムとして、亜鉛キット「アキュリード(R)亜鉛」とその測定機である「アキュリード(R)」を、ノーベルファーマ社より販売を開始。従来の感染症領域における先進的な製品開発に加え、慢性疾患領域へも製品領域を拡大

(3)効率的な販売体制

少数精鋭の営業員が医薬品卸売販売業者と強力に連携

  • 経験が豊富な少数精鋭の営業員が、医薬品卸売販売業者と強固な協力関係を築くことで、効率的に販路を開拓
  • 営業員は主に同業他社出身のベテラン社員。リファラル採用中心で、即戦力人材を確保

塩野義製薬との協働による更なる販売力強化

  • 塩野義製薬と協働し、タウンズ製品を販売※1
  • 感染症対策※1において「予防→検査→治療」まで一気通貫のソリューションを提供する
  • クリニックに強い塩野義製薬の販売力と、病院に強い当社営業員のシナジーにより、国内POCT市場の圧倒的トップを目指す

(出所)厚生労働省「コロナワクチン開発の進捗状況(国内開発)<主なもの>」、一般社団法人「日本ワクチン産業協会」
※1 現状における対象の感染症は、新型コロナウイルス・インフルエンザ
※2 コ・プロモーション:複数(通常2社)の製薬企業にて、同一医薬品を同一ブランドで並行して販促(並行販促)すること
※3 コロナワクチンにおいて薬事承認申請中

5.成長戦略

慢性疾患や疾患罹患前後への事業領域拡大※1

  • 社会課題の解決に向け、感染症領域をさらに強化・拡充する他、慢性疾患領域や、疾患の罹患前後における検査へと事業領域の拡大を目指す

(A)ラボレベルの検査をPOCTで実現するD-IA技術

  • 新技術のデジタルイムノアッセイ(D-IA)により、POCTの適用範囲をより高度な検査へ拡大することが期待
  • D-IAにより「クリニック環境でのPOCTによるラボレベル検査」を実現、クリニックがより高度な役割を担うことを目指す

(B)ホームテストによるヘルスケアと慢性疾患領域への貢献

  • 簡易尿検査システムにより、自宅で日常的に健康リスクをモニターできるようにし、異常の早期発見に繋げる
  • 全世界的に大きな課題となっている慢性腎臓病(CKD)領域において、予防~モニタリングまで幅広い解決策の提供を目指す

※1:国際腎臓学会(2019年)
※2:「Global, regional, and national burden of chronic kidney disease, 1990-2017: a systematic analysis for the Global Burden of Disease Study 2017」(GBD Chronic Kidney Disease Collaboration、The Lancet誌)
※3:「CKD診療ガイド2012」(日本腎臓学会)

(C)検査センターによる独自の検査サービス展開

  • 検査部を発足し、自社検査センターを設置。臨床検査受託(サービス)展開に向けた準備を進める
  • 当社独自の検査サービスを提供する他、臨床現場の課題やニーズをより深く把握し、研究・製品開発に活用

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