昨日(12月11日)の動向

昨日は、19:00発表のドイツZEW景況指数が市場予想を上回る結果に、ユーロは対ドルで1.30、対円で107円台を回復する上昇となりました。
また、欧州、米国株価堅調を背景に豪ドルも上昇し、所謂リスクオン的な相場展開となりました。
米ドル円は、株価堅調による米長期債利回りが上昇したことで、82円台中盤での取引となりました。

12月11日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 82.346 82.568 82.304 82.509
ユーロ/円 106.574 107.416 106.47 107.296
豪ドル/円 86.37 86.93 86.162 86.867

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2012年12月12日)の展望

【米ドル/円】

本日は、米FOMCによる政策金利および声明の発表が行われます。新規材料に欠ける最近の展開では、唯一の重要イベントであり、注目されるところです。とくに追加的な金融緩和策についての言及があるかどうかに注目が集まるところですが、市場では450億ドル規模の追加の国債購入が決まるとの見方が増えてきているようです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 82.83 83.3 82.1 81.7

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

昨日、ドイツの景気関連指標の結果が良好だったことを受けたユーロ買い優勢の展開を受け、本日も下値の堅い展開予想されます。また、米FOMCの結果次第では、リスクオンの流れ継続が歓迎され、一段高も見込まれます。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 108 108.5 106.9 106

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

現在の株高などのリスクオン優勢の相場の流れを受け、引き続き買い優勢の展開が予想されます。来週20日に控えた日銀政策決定会合にともなう追加緩和観測も、円の下落に拍車をかけており、下値は堅いものと思われます。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 87 87.6 86.7 86.2

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2012年12月12日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2012年12月12日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 18:30 (英)11月-失業率 4.8% 4.8%
19:00 (EU)10月-鉱工業生産 -2.5% 0.0%
22:30 (米)11月-輸入物価指数 0.5% -0.5%
★★★ 2:30 (米)FOMC 0.25% 0.25%
4:00 (米)11月-月次財政収支 -1700億ドル -1373億ドル
★★★ 4:15 バーナンキFRB議長会見
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します