昨日(2012年12月10日)の動向

昨日、米ドル円は先週の米雇用統計の後の上値の重さから、82円割れを試す展開となりましたが、82円を割ることなく82円前半で終始小動きの展開となりました。
ユーロは、イタリア首相辞任の意向を表明したことから、イタリア政局不透明感から、イタリア、スペイン中長期債利回りが上昇し、ユーロ売りの展開となりました。しかし、その後は、ドイツ中長期債の利回り上昇(ユーロとの連動性有り)イタリア首相の続投検討との報道もあり、ユーロはその後買い戻される展開となりました。
豪ドルは、中国の貿易統計の結果が予想を下回ったことにより下落しましたが、欧州、米株価堅調を背景にこちらも買い戻される展開となりました。

2012年12月10日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 82.516 82.638 82.119 82.342
ユーロ/円 106.361 106.632 105.976 106.558
豪ドル/円 86.542 86.652 86.051 86.364

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(12月11日)の展望

【米ドル/円】

雇用統計を終え、週明けより特筆すべき材料がないなかで、82円台前半の水準という狭いレンジでの取引が続いています。本日はドイツの景況感調査と米貿易収支が控えていますが、インパクトに乏しいイベントともいえます。今後の注目材料である、米FOMCと日銀による追加緩和観測を控え、先週末の高値を上抜けることができるかがポイントとなりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 82.83 83.30 82.10 81.70

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

イタリア・モンティ首相の辞任に伴うイタリアの政局不安が、同国国債利回りの上昇を招き、ユーロに下落圧力を強めているものの、本邦当局からの緩和圧力も依然残っていることから、下値も堅い展開が予想されます。本日は、ドイツZEW景況感調査が発表されます。結果が市場予想を下回れば、いっそうのユーロ売り圧力が強まる危険もあるため注意が必要です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 107.00 108.00 106.00 105.30

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

堅調な推移の続く豪ドル円は、引き続き強い基調で推移する株式等のリスク資産の値動きを見ながらの展開となりそうです。ユーロ円が軟調な展開であることから、円はやや買われやすくなっており、そのことが上値を重くする可能性もあります。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 86.75 87.00 86.05 85.40

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日  10:15 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(12月11日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 19:00 (独)12月-ZEW景況感調査(現況) 6.0 5.4
★★ 19:00 (独)12月-ZEW景況感調査 -11.5 -15.7
★★ 22:30 (米)10月-貿易収支 $-427億 $-415億
0:00 (米)10月-卸売在庫 0.4% 1.1%
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します