昨日(2012/09/18)の動向

18日のドル円は78円後半での小幅な動きとなりました。
NY後半にかけて、日銀が19日まで開く金融政策決定会合で、追加金融緩和に踏み切るの観測が強く、若干の円売りとなりましたが、最終的には金融政策決定会合の結果待ちの動きと利益確定の売りが出て、NYクローズにはオープン時とほぼ同じ水準に落ち着きました。

ユーロは対円・ドルで下落する展開になりました。
ここ数日ユーロは米追加緩和等の影響から、上昇していましたが、利益確定の売りと、行き過ぎとの見方からユーロ高は一服した形になりました。

スペインのサンタマリア副首相は、スペインが支援の条件を依然として検討していると表明し、再度スペインに対する懸念が広がり、下落に拍車をかけた形になりました。

 

2012/09/18のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 78.706 78.879 78.492 78.817
ユーロ/円 103.240 103.292 102.422 102.835
豪ドル/円 82.455 82.530 81.810 84.409

 

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(09月19日)の展望

【米ドル/円】

本日は日銀決定会合でどのような結果となるかが最大の注目点です。米連邦公開市場委員会(FOMC)で、資産担保証券(MBS)を毎月400億ドルずつ無期限で購入するとの量的緩和第3弾(QE3)が実施されることが決まった直後の政策会合だけに、同会合やその後の総裁会見への注目度は高まっています。

想定レンジ77.10-78.30

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 78.90 79.00 78.60 78.40

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

9月初旬からユーロドルが大きく上昇していたため、ユーロ円は上値を試す展開となっていましたが、昨日103円台を維持できなかったため、今週の月曜日に付けた103.80付近が当面のレジスタンスとなりそうです。またサポートラインは101.60付近となりそうです。

想定レンジ 101.60.80-103.00

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 102.80 103.00 102.50 102.00

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

豪ドル対米ドルで方向感のない相場展開が続いていることから、引き続き米ドル/円の動きにつられた展開となりそうです。
直近のレジスタンスは83円ちょうど、サポートラインは80.80付近となりそうです。

想定レンジ 80.80-82.80

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 82.50 83.00 81.60 80.80

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日  11:00 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(09月19日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
17:00 南ア)消費者物価指数 0.3% 0.3%
★★ 17:30 英)BOE議事録(9月5日・6日開催分)
18:00 欧)建設支出 -0.5%
20:00 南ア)小売売上高 0.7% 1.9%
20:00 米)MBA住宅ローン申請指数 11.1%
★★ 21:30 米)住宅着工件数 76.7万件 74.6万件
★★ 21:30 米)建設許可件数 79.6万件 81.2万件
★★ 23:00 米)中古住宅販売件数 456万件 447万件
翌日    07:45 NZ)第2四半期GDP 0.4% 1.1%
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します