昨日の動向
8月14日 米ドル/円:[始値] 78.301 [高値] 78.927 [安値] 78.300 [終値] 78.721 ※数値はBID値です。
ユーロ/円:[始値] 96.561 [高値] 97.462 [安値] 96.535 [終値] 96.992 ※数値はBID値です。
豪ドル/円:[始値] 82.342 [高値] 83.076 [安値] 82.319 [終値] 82.556 ※数値はBID値です。
8月14日の外為市場は、米小売売上高が市場予想を上回る結果に、米ドル/円は素直に上昇、しかし、米株価は上昇が続かずリスクオンの展開とはならず、欧州時間発表されていましたドイツZEW期待指数が市場予想を下回る結果にユーロ売り米ドル買いの展開となりました。
東京時間は、アジア株堅調を背景に、リスクオンの展開となりユーロ、豪ドルが買われる展開となりました。その後は、欧州、米国での経済指標発表を控え様子見展開となりました。
欧米時間は、ドイツZEWが市場予想を下回る結果に、米ドル買いに素直に反応、スペイン、イタリア国債利回りが低下からユーロ下支えの形となりクロス円が、上昇しました。また、米小売売上高が市場予想を上回る結果に米ドル買いとなり、米ドル/円は、80円手前の79.927まで上昇しました。
米ドル/円 1時間チャート
ユーロ/円 1時間チャート
豪ドル/円 1時間チャート
本日の展望
【米ドル/円】
本日は約100億ドルの米国債償還利払いが予定されています。大半は米国債へ再投資されると思われますが、どの程度円転されるか(円に両替)市場では注目されています。この円転が米ドル/円の上値を抑える可能性もあります。
想定レンジ 78.30-79.20
【ユーロ/円】
本日、米ドル/円に連れる形で、上昇する可能性も、下値は固まりつつありますが、上値は実需筋の売りが控えており、徐々に上値を試す展開となりそうです。
想定レンジ 96.30-97.80
【豪ドル/円】
このところ堅調に推移していましたが昨日も83円前半で上値を抑えられる形で下落したこともあり、一旦は調整の意味合いでの下落の可能性も考えられます。ただ81円台は個人投資家からの買い意欲が見られるようで82円半ばで動きづらい展開が続きそうです。
想定レンジ 81.80-83.10
テクニカル
【米ドル/円】
レジスタンス:79.00 79.20
サポート:78.00 78.30
【ユーロ/円】
レジスタンス:97.80 98.00
サポート:96.00 96.30
【豪ドル/円】
レジスタンス:83.10 83.40
サポート:81.80 82.30
※ 下記各5分足チャートは、当日 10:30 現在のものです。
チャート1:米ドル/円 5分足チャート
チャート2:ユーロ/円 5分足チャート
チャート3:豪ドル/円 5分足チャート
本日の主な指標
注目度 | 発表時間 | 指標 | 予想 | 前回 |
---|---|---|---|---|
★★ | 17:30 | (英)英中銀MPC議事録公表(8月1・2日分) | - | - |
★★★ | 17:30 | (英)7月失業率 | 4.9% | 4.9% |
★★ | 17:30 | (英)7月失業保険申請件数 <前月比> | 6,000件 | 6,100件 |
★ | 20:00 | 6月実質小売売上高 <前月比> | 005 | 006 |
★★★ | 21:30 | (米)7月CPI <前年比> | 1.6% | 1.7% |
★★★ | 21:30 | (米)7月CPI コア <前年比> | 2.2% | 2.2% |
★★★ | 21:30 | (米)8月NY連銀製造業景気指数 | 7 | 7.3 |
★★ | 22:00 | (米)6月対米証券投資(ネット長期TICフロー) | 400億$ | 550億$ |
★ | 22:15 | 7月鉱工業生産指数 <前年比> | 0.5% | 0.4% |
★ | 22:15 | (米)7月設備稼働率 | 79.2% | 78.9% |
★ | 23:00 | (米)8月NAHB住宅市場指数 | 35 | 35 |
- ※ 発表時間はいずれも東京時間
- ※ 注目度は★低~★★★高で示します