昨日の動向

8月13日 米ドル/円:[始値] 78.285 [高値] 78.368 [安値] 78.159 [終値] 78.305 ※数値はBID値です。
ユーロ/円:[始値] 96.173 [高値] 96..906 [安値] 95.931 [終値] 96.564 ※数値はBID値です。
豪ドル/円:[始値] 82.342 [高値] 82.615 [安値] 82.319 [終値] 82.520 ※数値はBID値です。

8月13日の外為市場は、ユーロが上昇する展開となりました。ギリシャGDPの改善傾向を受けてリスク回避の動きが後退。特に資源国通貨に対してユーロが買い戻されました。しかしながら、13日は主だった経済指標の発表もなく、買い一巡後は高値圏での揉み合いとなりました。

東京時間は、夏季休暇に入って市場参加者が少なく小動きな展開となりました.。独紙が「ドイツの銀行はギリシャのユーロ離脱の可能性で準備している」と報じたものの、市場の反応は限定的となりました。

欧米時間は、ギリシャGDPの改善傾向を受けてユーロに買いが入り、ユーロ/ドルは1.2370付近、ユーロ/円は96.90付近へ上昇しました。一方、ユーロの逃避先として買われていたオセアニア通貨には短期筋の利食いが入り、終始弱含む展開となりました。

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日の展望

【米ドル/円】
本日は小売売上高に注目が集まります。雇用関連は好調とは言えませんが、減少していないことや、株価も堅調に推移しており、市場予想の範囲内に収まるようですと、上昇とまではいかないものの、78円前半がサポートされる形になると思われます。

想定レンジ 78.00-79.00

【ユーロ/円】
本日、ユーロ圏の第二四半期のGDPの発表があり、現状、ECBやEFSFによるスペイン債購入への期待が薄まりつつある中で、市場予想を下回ることになるようですと、緊縮財政計画の遅れリスクからくる国債利回りの上昇や、ECBによる追加緩和期待で、ユーロ下値不安が意識されやすくなると思われます。

想定レンジ 95.30-97.00

【豪ドル/円】
昨日は株価の下落とともに、弱含んだ形となりましたが、先週から82円がサポートされている形になっており、81.80レベルの下値を見るかもしれませんが、個人投資家からの買い意欲も多いようで、米ドル/円同様に下支え要因となっています。

想定レンジ 81.80-83.10

テクニカル

【米ドル/円】
レジスタンス:78.80 79.00
サポート:78.00 78.10

【ユーロ/円】
レジスタンス:97.50  98.00
サポート:95.00 95.30

【豪ドル/円】
レジスタンス:83.40 83.00
サポート:81.50 81.80

※ 下記各5分足チャートは、当日 10:00 現在のものです。

チャート1:米ドル/円 5分足チャート

チャート2:ユーロ/円 5分足チャート

チャート3:豪ドル/円 5分足チャート

本日の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★ 15:00 (独)Q2GDP 速報値 <前月比> 0.2% 0.5%
★★ 15:00 (独)Q2GDP 速報値 <前年同期比> 1.1% 1.2%
★★★ 17:30 (英)7月CPI <前月比> 2.3% 2.4%
★★★ 17:30 (英)7月CPIコア <前年比> 2.1% 2.1%
★★★ 17:30 (英)7月小売物価指数 <前月比> -0.2% -0.2%
★★ 18:00 (欧)Q2GDP 速報値 <前月比> -0.2% 0.0%
18:00 (欧)6月鉱工業生産指数 <前月比> -0.7% 0.6%
★★ 18:00 (欧)8月ZEW景況感調査 -22.3
★★★ 18:00 (独)8月ZEW景況感調査 -19.3 -19.6
★★★ 21:30 (米)7月PPI <前年比> 0.5% 0.7%
★★★ 21:30 (米)7月小売売上高 <前月比> 0.3% 0.5%
23:00 (米)6月企業在庫 <前月比> 0.3% 0.2%
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します

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