昨日(2012年07月03日)の動向

7月3日の外為市場は、豪ドルがRBAが政策金利を3.5%に据え置いたことや、中国の非製造業PMIの改善を受け、堅調に推移しました。
また、世界的に株価が堅調の流れから、マーケットはリスクオンとなり、円売り先行し、米ドル円も80円手前まで上昇しました。

東京時間は、RBAが政策金利を3.5%に据え置いたこと、株価堅調、中国非製造業PMIの改善を受け豪ドル/円は堅調に推移しました。

欧米時間に入ると、7月4日が米国休場のため、ポジション調整的な若干のユーロ買いも見られましたが大きな動きにはなりませんでした。
株価堅調の流れでクロス円に買いが入り、連れて米ドル/円も上昇するも、実需筋の売りに押されて80円を上抜けするまでには至りません
でした。

2012年07月03日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 79.507 79.926 79.411 79.792
ユーロ/円 100.013 100.824 99.891 100.602
豪ドル/円 81.463 82.179 81.256 82.049

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(07月04日)の展望

【米ドル/円】

米国は本日祝日のため米国は休場になります。そのためNY時間には流動性が低下する可能性が高いことから、
米ドル/円は79円台後半で底堅く、方向感のない展開が続きそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 80.00 80.30 79.00 79.30

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

本日22:30頃に独伊首脳が会合が予定されています。独伊首脳会談では、先週のEU・ユーロ圏首脳会合で合意された
EFSF/ESMを通じた国債市場安定化措置について、両国の意見の相違が出てくる場合にはユーロ売り要因となる可能性
がありそうです。また直近のサポートラインは今週月曜日の安値99.75付近になりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 101.00 101.30 99.30 99.80

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

10:30に発表されました、5月小売売上高は+0.5%と市場予想を上回る結果になりました。このところの世界的株価堅調を
受けまして、順調に推移してますが、足並みのそろわない欧州問題が足をひっぱり、積極的に上値を追えずにいます。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 82.00 82.50 81.30 81.60

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 10:00 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(07月04日)の主な指標

重要な経済指標の発表はありません。