※この記事は2021年11月19日に掲載されたものです。

Q4 結婚する?しない?どれくらいかかる?

A4 最低0円、全国平均約470万円。幸せ度や満足度で決めよう!

 結婚するにもお金がかかると言われていますが、一体、何にどれほどかかるのでしょうか。

 ここでは結婚に関するお金について確認します。

 リクルートブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査2020」によると、結婚にかかるお金の全国平均はナント469.2万円!

 首都圏は500万円近くになっている一方、北海道では約6割の297.3万円と、地域によってその水準はかなり異なることがわかります。

リクルートブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査2020」より、作成

 全国の数字469.2万円の内訳を見てみると、大半はやはり挙式、披露宴・披露パーティーの総額で362.3万円です。そして、新婚旅行の65.1万円、婚約指輪の35.7万円と続きます。

 披露宴・披露パーティーではご祝儀や参加費といった形で頂ける分もありますので、全額が自己負担となるわけではありません。実際、一番下の段に記載してある「披露宴・披露パーティのご祝儀総額」を確認すると、全国、首都圏ともに220万円強となっており、総額の4割強はご祝儀という形でも受け取れているようです。

 また、人によっては、ご両親からの援助が期待できる方もいらっしゃるかもしれませんね。

 何を重視するかは人それぞれ。一生使うことになる結婚指輪にお金をかけたい人もいれば、新婚旅行にお金をかけたい人もいるかと思います。

 お二人の価値観に沿って、メリハリをつけた予算を立てることが結果的に満足度の高いお金の使い方になるのではないでしょうか。

 結婚するだけなら、役所に婚姻届を出すだけ、でもありますし…それも含めて人それぞれです。

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ファイナンシャルプランナー。株式会社ウェルスペント 横田健一さん
大手証券会社にてデリバティブ商品の開発やトレーディング、フィンテックの企画・調査などを経験後、2018年1月に独立。「フツーの人にフツーの資産形成を!」というコンセプトで情報サイト「資産形成ハンドブック」を運営。YouTube「資産形成ハンドブック」も人気上昇中。

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