昨日(5月31日)の動向

5月31日の外為市場は、円全面高の展開となりました。米ドル/円は経済指標が市場予想を下回ったことや、ギリシャ、スペイン問題の市場リスク回避傾向から、78円前半まで下落しました。

東京時間は、米ドル/円はユーロ圏のソブリンリスクから79円前半から、78円台後半へ下落しました。前日までやや行き過ぎていたリスク回避からのカバーが入りユーロは若干買いもどされる展開となりました。

欧米時間に入ると、スペイン政府による、国内大手銀行救済支援のため、IMFが緊急対応を協議しているとの報道によりユーロは一時的に回復するものの、IMF専務理事がこのような計画はないと報道を否定したことでユーロは下落につながりました。
また、米経済指標が軒並み市場予想を下回り、リスク回避の中、円買いが活発になり、米ドル/円は78.211まで、ユーロ円は約11年ぶりの安値圏である、96.504まで下落しました。

5月31日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 79.060 79.133 78.211 78.325
ユーロ/円 97.782 98.011 96.504 96.805
豪ドル/円 76.735 76.974 75.751 76.211

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(06月01日)の展望

【米ドル/円】

本日は21:30に米雇用統計をはじめとした重要指標の発表があります。
米雇用統計や失業率、ISM製造業景気指数が市場予想を下回るとドル/円は77円台前半を目指す展開となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 78.80 79.30 78.20 78.00

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

引き続きギリシャのユーロ圏離脱の可能性をみる上でギリシャの預金流出や17日選挙の世論調査、およびスペイン財政・スペイン国債利回り動向に注目が集まり、引き続きユーロ/円は上値は重く軟調な展開となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 98.00 98.60 96.00 96.40

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

欧州問題や株価の下落等もあり当面は上値の重い展開となり、昨年の11月25日付近(74.80)の安値を目指す展開となりそうです。また本日発表の米雇用統計の結果を受け米ドル/円につられた展開となりそうです。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 76.70 77.00 75.00 75.50

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日  11:00 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(06月01日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
16:15 (ス)小売売上高 4.2%
16:30 (ス)製造業PMI 46.4 46.9
16:55 (独)製造業PMI【確報値】 45.0 45.0
17:00 (欧)製造業PMI【確報値】 45.0 45.0
17:00 (欧)製造業PMI【確報値】 45.0 45.0
17:30 (英)製造業PMI 49.8 50.5
18:00 (欧)失業率 11.0% 10.9%
21:30 (加)GDP 0.4%
★★★ 21:30 (米)雇用統計:非農業部門雇用者数 15.0万人 11.5万人
★★★ 21:30 (米)失業率 8.1% 8.1%
21:30 (米)個人所得 0.3% 0.4%
21:30 (米)個人支出 1.9% 2.1%
21:30 (米)PCE価格指数 0.2% 0.2%
★★★ 23:00 (米)ISM製造業景況指数 53.9 54.8
23:00 (米)建設支出 0.4% 0.1%
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します