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積立設定が自動で引き継がれます！
新NISA制度が開始するのは2024年から。制度の内容も大きく拡充され、新たな資産形成プランを建てるのに最適なタイミングとも言えます。
楽天証券では、つみたてNISAの積立設定は、新NISA（つみたて投資枠）へ自動で引き継ぎを行います。
この記事では、現在、現行NISAでつみたてNISA口座を保有している方が知っておくべきことを10項目、整理しました。ぜひ現行NISAのメリット、新NISAのメリットを理解し、最大限に活用して、資産形成への新たな一歩を踏み出してください！
2024年からの新NISAは年間投資枠・投資期間などが大幅拡充！
現行NISA、知っておくべきコト
１．現行NISAでは2023年12月まで、積立を継続できます
現行つみたてNISA口座を保有している方は、2023年12月末まで、その口座内で積立が続けられます。
２．現行NISA口座を保有している方は自動的に新NISA口座が開設されます
2023年中にNISA口座（一般・つみたて）をお持ちのお客様は、諸手続きなしで自動的に新しいNISA口座が2024年に開設されます。
3．2023年現行NISAでの積立設定は、新NISAに自動的に引き継がれます
積立設定は12/31時点の設定内容をもとに、全銘柄の積立設定が、新NISA（つみたて投資枠）へ自動で引き継がれます（NISA対象外の銘柄は除きます）。
４．2023年現行つみたてNISA内の銘柄は、新NISA口座（つみたて投資枠）には移管されません
現行のNISA口座内で保有されている投資信託については、売却されるまでの間、現行NISA枠内で運用が続けられます。すでに投資している銘柄は、現行NISAで運用が継続するため、2024年度1月時点での新NISA（つみたて投資枠）内には、残高ゼロ（保有銘柄ナシ）の状態になります（2023年現行NISAで設定した、つみたて設定は引き継がれます）。
５．現行NISA内で保有中の銘柄の非課税期間が過ぎたら、課税口座に払い出されます
現在つみたてNISAで保有している銘柄は、現行のつみたてNISAのまま新NISAとは別に管理されます。
現行のつみたてNISAで購入した商品は購入年から20年間非課税期間が継続します。例えば2023年に購入した株式や投資信託は2042年まで非課税で運用できます。
非課税期間が終了した後は、課税口座へ移管されます。その場合の取得価額は、非課税期間最終日の基準価額になります。保有期間20年の間に値上がりしていたとしても、取得価額は非課税期間最終日の基準価額となりますので、課税口座へ移管した場合でも非課税期間の値上がりに対して譲渡所得が課税されることはありません。
新NISA、知っておくべきコト
６．2024年からの新NISAは、つみたてNISA/一般NISAで悩む必要ナシ
2023年内の現行NISAは、つみたてNISA/一般NISA のどちらかを選ぶ必要がありましたが、2024年からの新NISAは、つみたてNISA=つみたて枠、一般NISA=成長投資枠、と名前が変わり、両方を併用できるようになります。どちらを選ぶか、悩まなくても両方のメリットを活用できます。
７．新NISA「つみたてNISA枠」が使えるのは年間120万円までです
新NISA制度になり、年間投資上限金額が大幅拡充され、年間投資上限金額は360万円となりました。そのうち新NISA（つみたて投資枠）で使えるのは、現行の3倍の120万円です。
８．新NISAの非課税保有限度額は「枠の再利用が可能」です。
新NISAで購入した商品を売却すると、その商品の購入時の金額分の枠は、翌年、復活します（簿価残高方式での管理）。つみたて投資枠で新たに積立設定を行いたい場合は、現在の投資枠を売却して、残枠をコントロールすることが可能です。
９．新NISA（つみたて投資枠）では、現行つみたてNISAと同じ銘柄が購入できます
新NSIAのつみたて投資枠では、現行NISAと同じ、一定の条件を満たした投資信託を購入できます。
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10．新NISA、つみたて設定の変更は2024年1月から！
新NISA口座内での積立設定変更は、2024年1月から手続き可能です（楽天証券の場合。他の金融機関で口座をお持ちの方はご自身が口座を保有している金融機関で各自ご確認ください）。
楽天証券では「新NISA積立予約」（受付期間：2023年11月13日～12月28日18時）を受付いたします。積立予約を活用することで、来年1月以降の積立設定が可能です。
