目標は高く。教育資金は子供1人につき1,000万円 

──具体的にはどんな節約・貯蓄をしたのですか。

 それまでは夫婦のお財布が別々で、お互いいくら使っているか知らないような状態だったんです。まず、それを1つにして、お小遣い制を導入しました。

──お小遣いはいくらだったのですか。

 月3万円です。私も夫も。

──1回ゴルフに行ったらほとんど残らないですね。

 そうですね。だから、安くプレーできる方法を探したり、いろいろ工夫するようになったようです。

──他に取り入れたことはありますか。

 飲みに行く回数を減らしました。すっぱりやめようかなとも思いましたが、あまり極端なことをしても長続きしないと思い、回数を減らすことにしました。

 あと、2人で外食するときの金額の上限も決めました。昼は2人で1,400円以内、夜は2,800円以内。これだけでも出費はかなり減りました。

──生活を改めて、貯金はできましたか。

 最初の1年で200万円くらい貯まりました。やればできるんだなと思いました。

──ちなみに、何年でいくら貯めようとか、そういう目標を立てたのですか。

 はい。あくまでも教育資金としてですが、2,000万円貯めるのが目標です。

 子供1人1,000万円で、2人で2,000万円。そのときは第1子が生まれたばかりでしたが、すぐに2人目をつくる予定だったので、2人を想定して。実際、2年後に第2子ができました。

──今は児童手当があるので、それも計算に入れてよいのではないですか。

 はい。児童手当は0歳から中学卒業まで支給されますが、その総額が1人200万円ほどになります。だから、実際には1人につき1,000万円から200万円引いた、800万円貯めようと。

──1年で200万円貯めたのですから、余裕で達成できそうですね。

 そうなんですが、教育資金だけじゃなく、将来のための蓄えというか、老後資金というか、そういうものも残しておかなければならない。だから、簡単に貯められるとは思っていませんでした。

──となると、いかに運用するかも大事になってくる、ということでしょうか。

 はい。

──証券会社でのご経験が役立ったのではないですか。

 でも、どう運用するかけっこう悩みました。というのも教育資金の場合、絶対に減らすことはできません。将来、必要なときに元本が半分になっていたら、大学に行かせることすら、難しくなるかもしれませんし。

 増やしたいのはやまやまだけど、リスクは取れない、じゃあ、どうしようという感じでした。