NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)の投資対象である投資信託。NISAではどのコストに最も注目すべき?

  • 購入時手数料
  • 信託報酬
  • 信託財産留保額

ヒント

NISAは長期投資が大前提。長期投資の場合、最も注意しないといけないのは保有期間中に継続的にかかるコストです。

解答

2:信託報酬

NISAで買える投資信託はすべてノーロード(購入時手数料無料)なので、1の購入時手数料はかかりません。3の信託財産留保額は、投資信託の売却時にかかるコストです。長期保有が基本のNISAではそれほど重要なコストではありません。人気の指数連動型投資信託(インデックスファンド)の中には信託財産留保額がかからない投資信託もあります。最も注意しないといけないのは、運用期間中、ずっとかかる2の信託報酬です。投資信託の目論見書などに「年率〇%」という形で記載されています。「年率」とありますが、日割りで毎営業日、基準価額から徴収されていきます。インデックスファンドに長期で積立投資する場合、信託報酬の安さが投資対象選びの重要な基準になります。

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