昨日(2016年11月01日)の動向

NY時間の米ドル/円は急落。
米大統領選の不透明感でリスクオフの動きが強まり、ダウ平均は一時200ドル安となり、米ドル/円が売られました。米メディアが世論調査として、トランプ氏の支持率がクリントン氏を上回ったと報じると、米ドル/円は、104円台後半から10月24日以来の安値となる103.79円へ下落しました。

この日発表された米製造業ISMは予想を上回る強い内容となりましたが、市場の反応は限定的。先月は、このISMがドル高に動くきっかけとなりましたが、今の市場は大統領選以外に興味がないようです。

一方ユーロ/ドルは、ドル高の動きで1.0959ドルを安値に、1.1068ドルまで一方的に上昇。ユーロ/円も、欧州時間に115.67円の高値をつけたものの、その後は米ドル/円に連れて114円台後半に押し戻されました。

豪ドル/ドルは堅調、豪ドル/円は上昇後、急落。
この日RBAは予想通り政策金利を据え置きました。先週の豪雇用統計が弱かったことから、一部でRBAは緩和色を強めるとの意見も一部にありました。しかし、声明ではRBAが中立姿勢を崩さなかったため、豪ドル/ドルは、0.76ドル前半から海外時間までに0.7688ドルまで上昇。一方豪ドル/円は、80.63円まで買われた後、米ドル/円の下落で79.44円まで反落しました。また、NZドル/ドルは、2日(水)朝に発表された雇用統計が良かったことで、0.7236ドルまで急上昇。NZドル/円も、75円台へ急反発しています。


日銀は1日の会合で、物価見通しを引き下げ、2%の物価目標の達成時期をこれまでの2017年度中から18年度頃へ先送りすることを決めました。金融政策については予想通り現状維持を決定しました。同時に公表された日銀展望レポートでは、成長見通しこそ変えなかったものの、経済回復に対する自信は読み取れず、逆に物価下振れリスクは高まっていることを経済活動と物価下押しのリスクが高まっているとのとの見解を示しました。

2016年11月01日のBID値 始値 高値 安値 終値
米ドル/円 104.824 105.116 103.790 104.145
ユーロ/円 115.096 115.675 114.789 115.117
豪ドル/円 79.693 80.633 79.449 79.667

米ドル/円 1時間チャート

米ドル/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

ユーロ/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

豪ドル/円 1時間チャート

本日(2016年11月02日)の展望

【米ドル/円】

レジスタンスは105.55円(2016年10月28日高値圏)、サポートは 103.70円(2016年10月24日安値圏)です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
米ドル/円 105.55 106.75 103.70 103.16

米ドル/円 5分足チャート

米ドル/円 5分足チャート

【ユーロ/円】

ユーロ/円のレジスタンスは115.79円(2016年10月11日高値圏)、サポートは 114.58円(2016年10月28日安値圏)です。
ユーロ/ドルのレジスタンスは1.1145ドル(2016年10月11日高値圏)、サポートは 1.0959ドル(2016年11月01日安値圏)です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
ユーロ/円 115.79 116.37 114.58 113.70

ユーロ/円 5分足チャート

ユーロ/円 5分足チャート

【豪ドル/円】

レジスタンスは80.65円(2016年11月01日高値圏)、サポートは 79.17円(2016年10月25日安値圏)です。

  レジスタンス R1 レジスタンス R2 サポート S1 サポート S2
豪ドル/円 80.65 80.98 79.17 78.37

豪ドル/円 5分足チャート

豪ドル/円 5分足チャート

  • 上記各5分足チャートは、当日 2016年11月02日 現在のものです。
  • コメント欄の語句について R=上値抵抗線 S=下値支持線

本日(2016年11月02日)の主な指標

注目度 発表時間 指標 予想 前回
★★★ 21:15 (米) 10月ADP雇用統計(前月比) 16.5万人 15.4万人
★★★ 27:00 (米) 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表 0.25-0.50% 0.25-0.50%
  • 発表時間はいずれも東京時間
  • 注目度は★低~★★★高で示します