To Doその2:NISA、つみたてNISAを活用する
NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)やつみたてNISAでは1年間の非課税投資枠が決まっています。NISAの非課税投資枠は年間120万円、つみたてNISAの非課税投資枠は年間40万円です。非課税投資枠を全て使い切らなくても問題ありませんが、余っても翌年に繰り越すことはできません。
年内の枠になるかどうかは受渡日で決まります。12月30日までに受け渡しを完了したものが2020年のNISAまたはつみたてNISAの対象となります。商品によって年内の最終取引日や受渡しにかかる日数は異なります。また、外国の市場によって取引最終日や時間も異なります。年内の枠を使いたい場合にはしっかりと確認しておきましょう。
特につみたての設定を25日など月末にしている場合は、土日を挟んだり、クリスマスで外国の市場が閉まっていたりと受渡日が翌年になってしまうことがありますので注意しましょう。
To Doその3:マイナポイントの申し込みをする
マイナポイント事業とは、マイナンバーカードを取得し、マイナポイントの申し込みをすると、キャッシュレス決済で買い物やチャージをした際に利用額の25%(最大5,000円相当)が付与されるというものです。
実はこの事業、期限が2021年3月までとなっていましたが、今後延長される見通しとなりました。とはいえ、マイナンバーカードの取得に1カ月半~2カ月程度かかります。自治体によっては3カ月かかるところもあるそうです。マイナンバーカードの受け取りは原則、本人が役所などに出向かなければいけません。受け取った後もマイナポイントに申し込みをし、キャッシュレス決済を利用しなければ、最終的にはお得になりません。
手間と時間がかかるのでマイナポイントの活用を考えているなら、今年中にマイナンバーカードの申請やマイナポイントの申し込みを済ませておきましょう。
いかがでしたか? 年末までに終わらせたい3つのTo Doリストを作ってみました。師走はあっという間に過ぎていきます。お早めに着手することをオススメします。