気になるあの本をチェック!
[新版]株初心者も資産が増やせる高配当株投資 NISAで利回り5%超! 連続増配株・高配当割安株もねらえる
答えてくれた人
自由国民社第三編集部次長 Nさん
著者ってどんな人?
藤本 壱(ふじもと はじめ)さん
神戸大学工学部電子工学科卒業後、ソフトメーカーの開発職を経て、PCテクニカルライターとして数多くのパソコン・IT関連書籍の著書があります。
1999年からはマネー・投資関連の執筆にも力を入れ、これまで手がけた投資関連書籍は株本を中心に30冊以上あります。ファイナンシャル・プランナー(CFP)でもあり、個人投資家としても早くから得意のパソコンと数理計算力を駆使したデータ重視の手堅い株式投資を実践してきました。その経験と技術を本にもふんだんに取り入れ、読者にわかりやすく提供してきた方です。藤本さんの本は、「どれも奇をてらわず、堅実でわかりやすい」との定評があります。
どんな人にオススメ?
・株初心者だが本気で勉強して資産を増やしていきたい方
・中長期的に堅実な資産形成がしたい方
・株を始めたいけれど、忙しくてあまり時間が取れない方
・本格的に高配当株投資を始めるため、詳細を知りたい方
初心者の教科書として、ベテラン投資家の忘備録として、配当を考えるすべての投資家に「おススメ」します。
この本の、ここが読みどころ!
本書は、配当を主な目的としつつも、値上がり益も十分狙えるような銘柄を選択し、中長期的に保有しながら投資する方法を待つ戦術を基本としています。たとえ一時的に配当が高くとも、業績や財務が不安定で大きく損を出すような銘柄は避けます。長期にわたり減配しておらず、少しずつでも増配中の銘柄を選び、配当を取りながら株価が大きく値上がるのを待つ戦術です。
また、サブ戦術として、高配当株をタイプ別に狙い、比較的短期で売買する方法もあります。決算期や半期での配当狙いの需要が動く特徴を利用し、
(1)保有する高配当株に好材料が出て利益が乗ったら利食い
(2)チェック中の高配当株に有利な材料が出たら素早く買いを入れて利益が乗ったら利食い
というものです。
本書はこれらを最新実例で解説しており、どんな銘柄を買えば値上がりしやすいか、勝ちやすいかがよくわかります。
2022年3月期企業の配当総額は12兆円超えで、3年振りに過去最高を更新の見込み。高配当銘柄に挑戦したい方、挑戦中の方、ぜひこの本を読んで、たくさんのヒントを得てください!
編集者の制作秘話
印刷間際の12月初めまで各社の四半期決算発表や業績予想修正を待ち、数字を更新したため、時間的にもタイトな作業で大変でしたが、その分、最新の内容でフィニッシュできました。
株はきちんと勉強して「利益」を出せるようになれば、とても楽しいものです。高配当企業を探したり、その事業を分析したりすることで経済を知り、お仕事のためにもなります。それらも踏まえて、投資テーマや業種にもページを割きました。
ぜひ、多くの方にこの楽しみを味わっていただきたいと思います!