物価高の今こそ生活に大助かりな優待株投資!

 米国の投資格言に「セル・イン・メイ(株は5月に売れ)」とあるように、5月は例年、株価が不安定になりやすい時期です。

 特に2022年は米国の利上げに加えて、ロシアのウクライナ侵攻という地政学的リスクが極限まで高まっており、株価の先行きは極めて不透明です。

 1ドル120円を突破した円安や原油高、穀物価格高騰から見て、日本でも物価高騰が深刻化しそうです。

 そんな物価高による値上げラッシュに対抗できる手段が、優待株を保有することで手に入る買物券や食事券、クオカードなどの金券といえるかもしれません。

 もちろん、物価が上昇して、消費不振につながれば、優待株の多い外食、小売りなど内需産業の業績が打撃を受ける可能性もあります。

 その一方で、企業が製品、サービスを値上げしても需要がそれほど落ち込まなければ、日本がデフレ経済を脱却して、新たな成長軌道に乗るきっかけになるかもしれません。

 岐路に立たされた日本経済を応援する意味でも、優待でもらった買物・食事券などを積極的に利用して、日本国内の消費活動を盛り上げたいもの。そうすれば、巡りめぐって、保有している優待株の株価上昇にもつながるでしょう。

 どんな状況でも、優待企業と優待株投資家は、Win-Winの関係でありたいものです。