気になるあの本をチェック!
鬼速FX 時給21万円の「神・短期トレード」
答えてくれた人
株式会社KADOKAWA ビジネス第2編集課 荒川三郎さん
著者ってどんな人?
もちぽよさん
トレーダー歴10年の実力派・兼業トレーダー。神奈川県在住。FXポンド戦士。
19歳から5万円を元手にFXを始めるが、何度も資金を溶かす典型的な負け方をしていた。
23歳の時、投資教育の学校を運営するベンチャー企業で働き始めてから、プロのトレーダーと交流をするようになる。
以降、チャートを1日最低5時間以上見てトレードの検証と猛練習をする日々を送る。
EMA(指数平滑移動平均線:直近のトレンドを早く知るためのテクニカル指標)とRCI(順位相関指数:株価の動きから、買われすぎ、また売られすぎを判断するための指標)などを軸としたシンプルトレードと独自のチャートパターンを確立し、安定的にFXで稼ぐ技術を手に入れる。
柴犬と牛たんとラーメンが好き。
どんな人にオススメ?
投資を始めてはいるが稼げない初心者~中級者。
この本の、ここが読みどころ!
116~140ページの8~9章のスキャルピング、デイトレ、スイングの実践トレード編です。
この3つのどれかに特化したトレーダーが多いですが、著者のもちぽよさんは相場状況によってこの3つを使い分けるタイプ。
場面場面でイチバン稼げそうな手法を選ぶ方です。
本書には、どういうときにどの手法を選ぶべきか、選んだあとはどうエントリーして、どう利益確定するかが、豊富なチャート図とともに詳細に説明されています。
トレードを「生配信」するガチンコトレーダーならではの、「すごみ」がある章だと思います。
編集者の制作秘話
本書は、「おすもうさん」が脂肪を落としたような内容です。
どういう意味か話します。「ページ数は少なめで、手法がぎゅっと詰まった本を作ろう」。
これが、はじめてもちぽよさんと会ったときに決めた企画の原点。ページ数は160ページと決めました。
投資本としては短めですが、あえてそうしました。
ところが、もちぽよさんからもらった原稿は約240ページ分。迷いましたが、初志貫徹で160ページにダイエット。
結果、おすもうさんが脂肪燃焼して、全身筋肉で覆われた「最強格闘家」のようなFXトレードの本になりました。「誰? それ?」と思う人もいるでしょうが、あえて言いましょう。本書は「FX書籍のヒョードルです」と。