「つみたてNISA」の魅力 パート2

ケンタロー:もうひとつ、「つみたてNISA」のメリットがあります!
ユリコ:なんか声が力強くなってきたね。

ケンタロー:それは、「つみたてNISAの対象商品の要件」っていうのがあるんです!
ユリコ:あ~そんなのあったな。
ケンタロー:これ重要なんですよ!

「つみたてNISAの対象商品の要件」

・公募株式投資信託
 1.指定されたインデックスに連動するもの
 2.マーケットから継続的に選択・支持されていること

・ETF(上場投資信託)
 3.指定されたインデックスに連動する一定のETF

参考資料:金融庁資料(P8-13)

ケンタロー:要は、投資信託かETFが対象ってことなんですが、更に読み進めると「結局、株が入っていないとダメ!」ってことに気づくんです。

ユリコ:確かに!

ケンタロー:対象商品の要件は、1は「主たる投資の対象資産に株式を含むこと」2は「投資の対象資産は(i)株式、(ii)株式及び公社債、(iii)株式及びREIT、(iv) 株式及び公社債及びREIT、のいずれか」
3のETFにいたっては、「投資の対象資産が株式であること」って書いてあるんです!

ユリコ:本当だ! でもさ、ケンタロー君、株式って、値動きが激しくて、難しいんじゃないっけ? もし、お客様に聞かれたら、なんて答えるの?

ケンタロー:確かに、一つ一つの株式を見れば値動きが大きいものもあるんですが、株式市場全体として見ると長期のつみたて投資には向いているんです。ポイントは、長期で毎月同じ金額で分散投資することと、個別株ではなくて、分散投資をしている株式のインデックス(指数)に投資をすることです。

(参考資料:長期投資の買い時。一発勝負VS時間分散
      下げ相場も長期積立投資では、メリットがある!?

 金融庁が株式のインデックスを中心に、投資信託とETFに対象を絞っているっていうことは、多分なんですけど「長期つみたて投資で見た場合に、大損はしにくい商品、ある程度の値上がりが期待される商品」って捉えているんじゃないでしょうか。

ユリコ:なるほどねぇ。インデックスなら市場全体の値動きになるから、個別で株式を買うよりは値動きの変動を抑えることが期待できるもんね。

ケンタロー:ですよね!
ユリコ:それに、債券だと値動きは小さいし、利金は入ってくるけど、ある程度利回りがないと魅力的な収入にはならないしね。

ケンタロー:ですよね!!
ユリコ:経済が成長すれば、株価もある程度は上がるだろうから、長期的に見れば値上がり益(キャピタルゲイン)も期待できるし。

ケンタロー:ですよね!!!
ユリコ:それに、販売手数料とか、信託報酬とかも金融庁が指定した水準より低くなきゃいけないことになっているでしょ。投資家からしてみれば、安いコスト(手数料等)で投資が可能になるように指定されているわけじゃん?

ケンタロー:ですよねーーー!!!
ユリコ:いいじゃん。なんか、資産形成を後押ししてくれてる感じで♪♪♪