みなさん、こんにちは。

 富裕層の方々が大きく資産をふくらませるには、やはり株式投資(起業などによる事業への投資を含む)が必要ということを、過去にも連載・億の世界を覗いてみよう!富裕層に学ぶ「財産の築き方」で述べましたが、成功した方はそれなりにリスクを取ってきた方です。

 その投資手法も考え方もさまざまですが、どの方もしっかりした考え方や自分なりの投資哲学、投資のルールを持っていました。そして、お人柄もユニークな方が多いようです。

 そのような方々が普段どのような生活をされているのか、成功してリタイアした後は何をされているのか、興味をお持ちの読者の皆さまも多いかと思います。

 そこで今回も、私が実際に担当してきた富裕層の方にスポットを当て、これまでとは別の角度からその素顔を紹介してみたいと思います。

超富裕層のセカンドライフ1:ハワイと日本で悠々自適生活

 まずお一人目は、一代で築いた会社を57歳で大手金融グループに売却し、手にした多額の資産(現金で30億円)を元に、ハワイと日本を往復しながら悠々自適のセカンドライフを送るK様です。

 元々は会社員として就職をしましたが、30歳半ばで不動産仲介業をイチから起こし、不動産管理業、保険事業と順調に拡大し、上場こそしませんでしたが社員数100名ほどの会社に成長し、最終的には大阪を代表するオフィスビルに本社を構えるに至っていました。

 ただK様は事業をお子様に引き継ぐお考えは元々なかったようで、社員として入社はしていたものの、役職に取り立てるといった特別扱いもせず、K様は60歳までには事業オーナーとしての区切りをつけてセカンドライフをゆっくり過ごしたい希望をお持ちでした。

 そんなK様は大の海好きです。会社の売却がまとまり、経営の引継ぎを終えるとさっそくハワイに旅立たれました。目的はハワイの不動産購入です。現地のエージェントを通して実際に足を運び、1億5,000万円相当ほどの物件を購入されていました。

 日本では大阪の一等地のタワーマンションにご夫婦二人で住んでおり、普段はマンション併設のジムで軽く汗を流したり、親しい友人と夕食を楽しんだりしておられます。決して派手な生活ではありませんが、好きなことには余裕を持って楽しむ、そんなスタンスが紳士的です。

 リタイア後の仕事は、会社の売却代金を元に建てた賃貸マンションの運営管理です。専用の資産管理会社を立ち上げ、借入でさらにレバレッジをかけ、ご自身で選りすぐった土地を購入してはマンションを建て、現在は自社ブランドで20棟ほど保有していています。

 ここ数年の不動産価格上昇の流れもあって、マンションのポートフォリオも随時見直しており、最近は仕入れに苦労するとのコメントもありましたが、本業と趣味を兼ねての不動産投資運用なのでそこは余裕を持ってポートフォリオを維持、十分な賃料収入のキャッシュフローを確保しています。

 こだわりのロゴがマンションに映えていますので、見かけるたびに私もうれしくなります。

 自宅から歩いて10分ほどのオフィスには健康のため毎日徒歩で通い、月に1~2週間はハワイか沖縄滞在を楽しんでいるK様。奥様とゴルフを楽しむ夫婦仲むつまじいK様は、コロナ禍では旅行の頻度が減ってしまったことが残念とのことですが、あわてず余裕を持って今日も、ラグジュアリーなセカンドライフを送っておられます。