たりたり社長さん流・少額ポートフォリオ

1,000円で投資するなら?

商品の種類 割合
投資に関する本 100%

●この銘柄を選んだ理由

 1,000円での投資はかなり投資先が限られてしまいます。加えて、少額過ぎて、心理的な経験も積みにくいと思います。

 それならばいっそ、投資に関する本を買って勉強することをお勧めします。投資に限らず経済動向について学べる本でもいいですね。

1万円で投資するなら?

銘柄名 商品の種類  割合
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) インデックスファンド 100%

●この銘柄を選んだ理由

 1万円ならば、投資信託でS&P500に連動したインデックスファンドを買うことができます。

 1万円の投資ならば、ある程度の心理的な経験も積めるため、まずは投資をしてみるという最初のハードルを乗り越えるのに使いたいところです。

●この銘柄の売り時はいつ?

 一度買ったら売却せず、投資経験を積むためと思って、保有し続けましょう。

 ポジションを持っているときと持っていないときはニュースへの興味が段違いに変わります。まずは投資をしてみて知識を得やすい環境を作りましょう。

3万円で投資するなら?

銘柄名 商品の種類 割合
バンガード 情報技術ETF(VGT) 米国ETF 100%

●この銘柄を選んだ理由

 3万円あれば、米国の株式市場に上場するセクターETFも買えるようになります。

 買うだけで完全放置しない限り、セクターETFの値動きから株価変動の基本を学ぶことができます。

 そうすれば、ゆくゆくは個別株に投資するにせよ、しないにせよ、エントリーのタイミングなどがわかるようになってきます。

 そのため、まずは勉強としての意味合いも込めて、セクターETFへの投資をお勧めしたいです。

●この銘柄の売り時はいつ?

 他のセクターのほうが今後伸びると思ったら売却して乗り換えましょう。そう思わなければ、保有を続けましょう。

10万円で投資するなら?

商品名 商品の種類 割合
S&P500のセクターETFを複数保有 米国ETF 100%

●この銘柄を選んだ理由

 10万円あるとセクターETFが複数個、買えるようになります。

 できれば、10万円を、シクリカル(景気循環に合わせて値動きする業種)とディフェンシブ(景気に左右されない業種)という、株価の動きが逆になりやすい種類のETFに分けて投資することで、身を持って、さまざまなセクターの値動きの具合を覚えてもらいたいです。

 いったい、どういう要因でそのセクターの株価が動きやすいのかを知れば、多くの学びがあり、それはいずれ個別株投資にも生きると思います。

●この銘柄の売り時はいつ?

 他のセクターのほうが今後伸びると思ったら乗り換え、そう思わなければ保有を続けるという点は3万円プランと同じです。

つみたてNISA枠またはNISA枠で投資するなら?

商品名 商品の種類 割合
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) 国内インデックスファンド 100%

●この銘柄を選んだ理由

 つみたてNISAやNISAは長期投資が前提になります。そのため、できるだけ長期投資で計算のめどがつきやすい分野での投資を実行すべきだと思います。

 具体的には10年、20年と長期で投資をすれば、かなりの確率で利益が出ると推測できるものがいいでしょう。

 その特徴を考えるならば、やはり分析の精度に左右される個別株ではなく、S&P500へのインデックス投資が望ましいです。

●この銘柄の売り時はいつ?

 いったん投資したら、売らないで長期保有しましょう。