GW5連休の間、「3分でわかる!今日の投資戦略」では、株式投資の基礎レッスン1から5をお届けします。今日は、GW2日目、レッスン2「逆指値(ぎゃくさしね)売り注文」の使い方を、解説します。
まず、指値・成行注文をきちんと使いこなす
株式を売買するときの注文の出し方で、まず覚えるべきは「指値(さしね)注文」、次は「成行(なりゆき)注文」です。この2つだけきちんと使いこなせれば、問題ありません。私は25年日本株ファンドマネージャーをやってきた経験がありますが、自分で出した売買注文の99%が、指値か成行でした。
もし、「指値」「成行」注文の使い方がよくわからない方がいらっしゃいましたら、まず、昨日のレポートをお読みください。
さて、次に、運用の達人になるために、覚えるべきが、「逆指値(ぎゃくさしね)」注文です。短期トレードをやる場合は、「逆指値の成行売り注文」をしっかり使いこなすことが、リスク管理上、大切です。
4月12日からiSPEEDで、米国株でも逆指値注文ができるようになりました。PCウェブ版では5月9日からできるようになる予定です。ぜひ、ご活用ください。
「逆指値・成行売り」注文とは
一言でいうと、「想定外の株価下落に備える損切り予約」です。
「ここまで株価が下がってしまったら、さらなる下落によって損失がどんどん拡大する可能性がある」と考えられる株価水準を決め、「そこまで下がったら、自動的に成行売り注文が出る」ように予約しておくのが、「逆指値・成行売り」注文です。