GWに学ぼう、意外と知らない!株式投資の基礎
今日からゴールデンウイーク(GW)です。「3分でわかる!今日の投資戦略」では5連休の間、<株式投資の基礎>レッスン1から5までお届けします。今日(5月1日)からGW最終日(5月5日)まで毎朝8時に配信します。知っているつもりで意外と知らない、株式投資の基礎を、GWの間にしっかり勉強してください。
今日は、株式の売買注文の出し方、中でも「指値(さしね)」注文について、解説します。「指値」の賢い使い方を、きちんと理解している方が意外と少ないので、今日はそこをしっかり解説します。
「指値(さしね)注文」の意味を復習
株式を売買するときの注文の出し方は、いろいろあります。もっともよく使われるのが、指値注文と成行注文です。この2つの注文方法を、しっかり理解して、適切に使い分けられるようにすることが、大切です。
指値注文とは、「銘柄」「価格」「株数」を指定して、「買い」または「売り」の注文を出す方法です。たとえば、取引時間中、801円の株価がついている以下のA社株に対し、以下のような指値注文が入っているとします。
<A社株の取引時間中の板(いた)情報>
板(いた)情報とは、売買注文がどう入っているか示すものです。上記、A社では、801円で9,200株、802円で1万2,500株、803円で1万3,200株の売り指値注文が入っています。また、799円で2,300株、798円で5,200株、797円で8,400株の買い指値注文が入っています。