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株は社長で選べ! コロナ継続・収束問わず確実に勝ち続けるたった一つの株式投資術
答えてくれた人
株式会社かんき出版 編集部 副編集長 杉浦博道さん
著者ってどんな人?
藤本 誠之(ふじもと のぶゆき)さん
・大手ファイナンスサイトで、ファイナンス株価予想2012年勝率1位、伝説の39連勝を成し遂げた証券アナリスト。“相場の福の神”の愛称で親しまれ、「まいど!」のあいさつ・独特の明るい語り口で人気。
・ラジオNIKKEIなどのレギュラー出演をはじめ、テレビ出演、新聞・雑誌への寄稿も多数。日本証券アナリスト協会検定会員、ITストラテジスト、All about株式ガイドを務める。
・1965年生まれ。関西大学工学部卒。日興證券(現SMBC日興証券)で機関投資家向けのバスケットトレーディング業務に従事。日興ビーンズ証券設立時より、設立メンバーとして転籍。その後マネックス証券、カブドットコム証券(現auカブコム証券)、トレイダーズ証券、マネーパートナーズ、SBI証券を経て、財産ネットにて企業調査部長を務める。
・主な著書に『朝13分で、毎日1万円儲ける株』(明日香出版社)、『難しいことは嫌いでズボラでも株で儲け続けるたった1つの方法』(SBクリエイティブ)など。阪神タイガースの熱狂的なファン。
どんな人にオススメ?
・コロナでこれから株式市場がどうなるか読めない・わからないという方
・自粛により株でも始めようと思った初心者だけど、何から始めたらいいのかわからないという方
この本の、ここが読みどころ!
コロナが収束しようが継続しようが、どうなろうが関係なく勝ち続ける投資術であること。本書で提案する「株は社長で選べ」の手法なら、それが可能なのです。その理由を一言で言えば「本当に強い会社には、コロナを味方にするほどタフな社長がいるから」。
しかもこの方法は、非常に簡単にでき、専門用語や専門知識や企業情報や業界に詳しくなくても、すぐに始められます。ですから、株の超初心者にもハードルが低いのです。
超初心者のために、どの銘柄がオススメなのか、惜しみなく50銘柄を紹介しました。「前置きはいいから、どの銘柄を買えばいいのか早く教えて!」という人には朗報です。また、オススメ銘柄を具体的に知ることで、本書で提案する銘柄の選び方をより深く理解できるようになっています。50銘柄それぞれは、見開きで完結していて、ここ最近の株価チャートも載せていますので、とても見やすくなっています。
銘柄の選び方だけでなく、買い方、売り方まですべてレクチャーしていますから、この1冊で株式投資の全部の必勝術を知ることもできます。しかも「シンプルに株価が上昇している銘柄を買え」「株価が10%下がったら売れ」「移動平均線を使うだけで、相当に精度は上がる」など、簡単な売買法を提案しています。
そして、「本当にヤバいのは中小よりも大手企業」「アパレルよりも飲食業のほうがだいぶ可能性がある」など、類書ではなかなか書いていない意外なトピックも盛り込んでいます。
編集者の制作秘話
自分自身もまさに、自粛により在宅時間が長くなり、お金も使わなくなったことから、「前から一度はやってみようかな?」と思っていたのが株式投資。ただ、その重い腰を上げることができたのは本書のおかげです。株ってなんだか難しそうだし、面倒くさそうだし、大損したら嫌だという気持ちが先行していたからです。でも、それらの不安を一瞬で吹き飛ばしてくれたのが、本書でした。
正直、こんなズボラで臆病で知識ゼロの自分でも始められる株式投資術の本があれば、と思って企画したのが本書です。「とにかく簡単で楽しい方法で!」「コロナが収束しようが継続しようが、勝ち続けられる方法を!」と、ワガママ言い放題で、こともあろうに、証券アナリストでは大物の藤本さんに無茶ぶりをぶつけました。それを1つ1つ丁寧に受け入れてくれて、予想以上にいい形になったのが本書です。私のような人こそ、ぜひ手に取ってください!
株式投資をある程度経験された中上級者でも、きっと貴重な発見ができる1冊となるはずです。