クラウドファンディングの支払い方法

 次に、クラウドファンディングにおいて支援者はどうやって支払いを行えばいいのか説明します。クラウドファンディングの一般的な支払い方法として、以下の方法があります。

・クレジットカード
・銀行振込
・コンビニ払い

 用意されている支払い方法はクラウドファンディング運営サイトによって異なります。例えば、キャリア決済やビットコイン決済に対応しているところもあれば、サイトによってはクレジットカードのみにしか対応していないという場合もあります。そのため、利用するサイトの支払い方法を事前に確認しておくようにしましょう。

クレカ払い、3つのメリットをチェック!

 クラウドファンディングでの支払い方法の中で、自分もトクできる効率的な支払方法は、クレジットカードです。クレジットカードで資金を支払うメリットを3つ紹介します。

メリット1:支援金額分のポイントが貯まる

 クレジットカードを使うメリットのひとつが、支援した金額に応じてクレジットカードに対応したポイントが付与されるということ。銀行振込やコンビニ払いにはない、大きなメリットのひとつです。

例えば、100円で1ポイントが貯まるクレジットカードを支払いに利用した場合、10,000円支援すると100ポイントが貰える計算になります。このように、支援しながらお得にポイントを貯めることができるのです。

メリット2:自宅で簡単に支払いができる

 クレジットカードで支払いをすれば、自宅にいながら簡単に支払いを完了させることができます。サイト上で、支援者の個人情報やカード情報を入力するだけで終わります。

 コンビニ払いの場合、コンビニまで行って支払わないといけません。時間を作ったり、現金を用意したりする必要があるため、手間がかかります。そのため、仕事などが忙しくてなかなか時間がとれない人は、クレジットカードでの支払いがおすすめです。

メリット3:返金時も手間なく自動キャンセル

 先ほど紹介した実施方式「All or Nothing」の場合、目標金額に届かなければプロジェクト不成立となり、支援者に支援金が返金されると説明しました。この返金方法については、クレジットカードや銀行振込、コンビニ払いで大きく異なります。

 まず銀行振込やコンビニ払いの場合、返金手続きが必要になります。それに加えて、返金までに1カ月ほどかかるケースがほとんどです。もし返金手続きで情報に不備があれば、さらに返金まで時間を要することになります。

 それに比べてクレジットカードなら、返金の手続きは特に必要ありません。なぜなら、プロジェクト終了後に自動でキャンセル処理が行われるからです。ただし、カード会社によっては一旦引き落としされ、その後カード会社から再度返金されることもあります。いずれにしても、クレジットカードでの支払いなら返金も手間なく完了するのです。