億り人に聞く1億円達成の道!

 投資の世界では、運用で1億円以上を達成した人たちを、いつしか尊敬の念を込めて「億り人(おくりびと)」と呼ぶようになった。その中でも、投資スタート時は普通の会社員、つまり働いて得た給与を主な元手に運用し、「億り人」となった人たちは何をやってきたのか。

 そこでトウシルでは、主に米国株・ETF(上場投資信託)を中心に投資している、たぱぞう氏に、1億円達成までの軌跡、投資手法をインタビュー。ゼロから投資で1億円を目指す方法を探る。

初任給で投資スタート

 投資による金融資産総額は現在、「2億円を超えました」と話す億り人・たぱぞう氏は、「たぱぞうの米国株投資」でおなじみの人気ブロガーだ。ブログ名と同様に現在は、米国株、ETFを中心に投資。「長期保有」で、こまめな売り買いはせず、「投資のために時間を使うことは少ない」という投資スタイルだ。

 実は、たぱぞう氏の投資スタートは日本の株式投資。十数年前、社会人になったばかりのころだった。「祖父や父が株をやっていたこともあって学生時代から投資に興味があった」ことから、初任給をもらうとすぐに割安な日本株式を購入した。

 しかし当時、IT(情報技術)不況や金融危機が続いていたため、保有した株式は軒並み下落。初心者投資家のたぱぞう氏はいきなり逆風にさらされたという。「それでも投資を始めて7~8年、30歳までに1,000万円ほど利益を出しました」と言う。