【2時限目】証券総合口座を開設!

iDeCoをはじめる前の下準備――楽天証券で口座を開設してみる

白鳥:というわけで、iDeCo、やってみます!

 

 

 

宮部:白鳥さん、その前に、証券総合口座を開設しておいたほうがいいですよ。
 これは、iDeCoを含む、投資商品を買うための窓口となるもの。開設しておけば、iDeCoだけでなく、前回お伝えしたNISA(少額投資非課税制度)や、白鳥さんが気になっていた株主優待を受けられる株式投資もできるようになります!

白鳥:うわあ! 開設します、開設します!

宮部:では、ここからは一緒にスマホの画面を見ながらやっていきましょう。

白鳥:よろしくお願いします!

楽天会員なら開設がさらに簡単!

宮部:白鳥さんは、楽天の会員ですか?

白鳥:はい。コントの小道具とかを買うときに結構お世話になってます!

宮部:それなら、楽天証券総合口座の申込み画面の「楽天会員の方」をタップですね。

白鳥:あ、ログイン画面が出てきました。普通にログインすればいいんですか?

宮部:はい!

 

宮部:つづけて、お客様情報を入力していきましょう。

 

白鳥:んー、結構長いですね。でも、性別、生年月日、住所、電話番号…。楽天会員でログインすると、ほとんど入力内容が埋まってる状態ですね。こりゃ楽だ。
 あれ、楽天銀行口座の開設やiDeCoへの申込みをするかどうかもここで選べるんですね。楽天銀行か~、どうしようかな…。

宮部:楽天銀行に口座を作っておけば、楽天ポイントが貯まりやすいですし、楽天市場でのお買い物の引き落としにも使えるから便利ですよ。

白鳥:「申し込む」…と。iDeCoも加入するから「申し込む」にしておいて…と。

宮部:今必要なのはこれくらいですかね。

白鳥:で、「内容確認へ」をポチッと。確認したら、「内容を確定する」でいいんですよね?

宮部:あ、あと「重要書類への同意」が必要になります。口座開設には本人確認書類の提出が必要なんですが、約款などを読んでから「上記の規定等に同意のうえ、口座開設を申し込みます。」をタップしてもらえればOKです。

 

 

白鳥:おおお、スマートフォンで証明書の写真を撮ってアップロードするだけで書類提出できるんですか!?

宮部:郵送もできますが、スマホでアップロードもOKです。

白鳥:顔写真つきマイナンバーカード、いけますよね?

宮部:もちろんです。そのほか、免許証、パスポートなど顔写真が入っているものならばOKです。住民基本台帳カードや住民票の写しなども使えますが、顔写真がついていない場合は、書類2点の書類提出が必要になりますね。

白鳥:え、これだけで口座開設の申込完了ですか!? 超絶楽ち~ん。写真撮って送るだけでいいなんて楽すぎる~。

iDeCoの加入はオンラインだけでは完結不能

宮部:次は、Web上から、iDeCo加入の申込みを済ませましょう。

白鳥:うわあ、これも簡単ですね。ちょっとつまずくとすれば、「申込み区分」をどうするかということぐらいですね。

宮部:白鳥さんはこれまでiDeCoへの加入経験なしですよね。それでしたら「新規」で大丈夫ですよ。

白鳥:あ、あとiDeCoに掛金を払う方法が2つあるんですね。

宮部:毎月決まった額を支払う方法と、月ごとに掛け金を決めて払う方法の2つがあります。

白鳥:ここは、「毎月定額」一択で! 掛金は「2万」と。今まで以上に節約すれば、2万円ぐらいなんとかなる! と信じて! これで終わりなんですか?

宮部:いえ、書類を提出してから口座が開設されるまでに1~2カ月ほどかかります。Webでの申し込み後、書類が郵送されるので、その書類に改めて記入・返送し、それが受理されてはじめて加入できるんです。そして、その申込用紙に毎月いくら掛けるのか、引き落とし銀行口座はどこにするのか、といったことを記入できます。

白鳥:なるほど~。じゃあ、月々いくら積み立てるか、書類が来るまでにじっくり考えておこう!(笑)。引き落としの銀行口座、印鑑が必要なんですね。

宮部:それも、インターネットバンクだったら不要ですよ。

白鳥:楽天銀行も?

宮部:楽天銀行も!

白鳥:じゃあ、楽天銀行の口座も開設しちゃいます!
 って、これもポチポチと入力していくだけなんですね。窓口に行って、本人確認書類を提出して…とかいう面倒臭さがないのがありがたいですね。証券総合口座と同じように、マイナンバーカードの写真を撮ってアップロードするだけですものね。

窪田:まだ20分しか経っていないのに、証券総合口座開設と、iDeCo申込み、楽天銀行の口座開設まで済ませてしまったんですね。早いですね。