世の中の役に立っているからこそ報酬がある
では、私自身が売りポジションを持った時に、どのような捉え方をしているのかをお伝えします。私は、「世の中の役に立っているからこそ報酬がある」という考え方をするようにしています。
私自身、客観的な分析から、業績から見て「割高」と判断した時に売りポジションを、「割安」の時には買いポジションを段階的に持つやり方をご提案していますが、根本にあるのは、「上がりすぎを売り、下がりすぎを買うことで、マーケットの安定に貢献していく」という考えです。
上昇局面を買い上がり、下落局面を売り下がる方法では、マーケットの振幅を大きく、世の中を不安定にしてしまいます。上がりすぎを売り、下がりすぎを買うことで、マーケットの振幅を抑えることができます。
また、「自我が強いとうまくいかない」という考えを根底に持っています。「世の中へ貢献する、だからこそ、きちんと報酬がある」と考えています。
資産運用する上で、特に、売りポジションの時には「人としての格」が問われると私は考えています。人生においてもうまくいく人は、人格が伴っている人です。自らの投資が世のため、人のためにどのように役に立っているか、一度、この機会に考えてみてはいかがでしょうか?
売りポジションを持った時、あなたはどちらになっていますか?