2月19日、沖縄・浦添市民球場。グラウンドは、13時からのヤクルトとの練習試合を前に、活気に満ちあふれていました。フリーバッティングを終えた選手から順番に、仕上げとばかりに野村克則作戦コーチによるバント練習が行われます。

晴天の浦添市民球場

 野村コーチからは、「ノーアウト1、2塁」「セーフティスクイズ」と1球ずつ場面を想定したボールが投げ込まれます。コーチの「ラスト、スクイズ! 行くぞ、一発勝負だ!」の声の後、この日出場する内野手・内田靖人がバントを失敗。野村コーチは「それだとゲッツーだ(笑)」と苦笑い。また腰が引き気味なオコエ瑠偉には、野村コーチが「(バントは)気・合・い!!」と快活に笑いかけています。 

試合前:三木監督&ヤクルトに移籍した嶋選手との談笑

 試合時間が近づくと、バッティングゲージの後ろで見ていた三木肇監督の元に、1人の男が現れました。昨年までイーグルスに在籍し、今年から新天地であるヤクルトに移籍した嶋基宏です。嶋も三木監督も相好を崩して、しばし談笑。この後、スワローズナインたちによる内野守備練習も行われ、両球団とも非常に声が出ており、キャンプの雰囲気の良さが窺えました。

 いよいよ試合開始の13時。日差しが強く、ジリジリと焼けるため、気温は19度でも体感はそれ以上。前日の沖縄本島はこの冬一番の寒さで、冬装備をしたプロ野球ファンたちが、1枚また1枚と上着を脱いでいきます。中には半袖Tシャツだけの人もチラホラ。先生に引率された地元中学生たちも見つめる中、一軍スタメンを狙う若手選手主体のヤクルトとの練習試合がスタートしました。