家計の救済策

老後の投資にはリスクに見合ったリターンで

 投資でリターンを得るためには、それに見合ったリスクを取る必要があります。投資はリターンが高ければリスクも上がり、逆も同様です。その中で、リスクに対してできるだけ高いリターンが期待できるように投資資産を組み合わせて、分散投資の資産配分(ポートフォリオ)を作成する必要があります。

 では、投資目的によって資産配分はどのように変わるのでしょうか。楽天証券が提供する楽ラップを参考に見てみると、リスクが低いコースほど債券の比率が高く、リスクの高いコースになるにつれて株式比率が高くなっていくことが分かります。

 現役世代と違い、シニア世代の投資はまとまった金額で投資していることが多く、また老後の収入が増えていくことは考えにくいため、大きく増やすよりも減らさないことが重要になります。

 また、まとまった金額で投資すれば、リターンが低くても収入としては十分期待できる可能性が高くなります。

 シニア世代におすすめできる投資としては、資産を分散させた「バランスファンド」だけでなく、将来設定を考えて資産配分を変更してくれる「ターゲットインカムファンド」や、比較的安定した配当が魅力の不動産投資「J-REIT(不動産投資信託)」、安定資産の代表である債券をパッケージにした「債券ファンド」、投資信託を使わずに直接「債券投資」を行うという方法もあるでしょう。