株価が5,000円のとき、間違えて「株価6,000円で100株買い」という指値注文を入れてしまいました。さぁ、どーなる?

  • 5,000円で買えた株を6,000円も払って買うことになってしまう
  • 誤発注として注文が受け付けられない
  • 5,000円に売り注文100株があれば5,000円で買える

ヒント

指値注文は買い値を指定した注文ですが、それは「〇〇円を超えていたら買わない。〇〇円以下なら買う」という意味になります。

解答

3:5,000円に売り注文100株があれば5,000円で買える

証券会社には金融商品取引法で規定された最良執行義務があるため、顧客の注文を最も条件のいい株価や手数料、約定スピードで約定させないといけません。そのため、現在の株価が5,000円のとき、たとえ6,000円の買い注文を入れても、5,000円や5,001円など顧客の指値より安い株価に売り注文があれば、最も安い売り値で買えます。ただし、値幅制限を超える指値注文は注文自体が受け付けられませんが、前日の株価が5,000円以上のときの値幅制限は1,000円なので、6,000円の注文は受け付けられます。

≪≪他のクイズを解く