災害保険の選び方
災害保険の選び方1 どのような災害が起こりやすいかを考えて選ぶ
災害のリスクは、住んでいる地域や住宅環境によって違います。洪水や高潮のリスクのある地域では水災の補償があった方がいいですが、マンションの高層階に住んでいれば水災補償は不要とも考えられます。雪の多い地域では、雪による災害(雪災)による補償も必要でしょう。補償の範囲が広くなれば、保険料の負担も増えてしまいます。必要な補償が無駄なく付いているタイプの保険をチェックしてみましょう。
災害保険の選び方2 地震のリスクが高い地域では地震保険にも加入
日本では近年、大きな地震が頻繁に起こっています。自身の被害に備える地震保険は、火災保険とセットで加入することになりますが、保険金額は建物5,000万円、家財1,000万円を上限に、火災保険の保険金額の30~50%の範囲内で任意に決められます。
なお、地震保険では地震のリスクが高い地域ほど保険料が高額に設定されています。保険料の負担は大きくなることがありますが、地震保険の保険料は所得控除が受けられます。
災害保険の選び方3 複数の保険を比較して選ぶ
災害保険に入るときには、火災保険に加入しなければなりません。地震保険に加入するにも、火災保険への加入が必須です。地震保険の内容はどこの保険会社でも同じですが、火災保険の内容は保険会社によって異なります。複数の保険会社で火災保険のプランを比較することで、自分にとってメリットのある保険が見つかります。
災害リスクを考え適切な補償がある災害保険を選ぼう!
近年、日本でも地震や台風などで大きな被害に見舞われるケースが増えています。いつ災害に巻き込まれてもおかしくない時代。これから災害保険に加入するなら、どのような補償が必要かを考え、適切なタイプの保険を選びましょう。
※この記事は2018年08月23日に「美人のマネ活」で掲載されたものです。