人生100年時代は自己責任時代
人生100年時代を生きる私たちは、今後ますます自分で考えて行動しなければならなくなることが予想されます。
例えば、これまでも子供の教育方針や住宅環境など、あらゆる場面で自身の選択を迫られる場面は多かったと思います。その一つ一つの判断は人生を左右してきたはずです。今後はさらに、その判断によって歩む人生の質が変わってしまうかもしれません。
だからこそ、将来、子供たちがお金で困らないように、なるべく早く金融教育を受けさせられるよう、働きかけも必要なのかもしれません。
そして、すでに社会に出て、家計を管理する立場になっている大人も、遅くはありません。
資産運用であれこれ悩むより前に、まずは現状から将来までのキャッシュフローシミュレーションをきちんと行うのです。それは自分の人生に向き合う作業でもあります。
そうすることで初めて、本当に自分に合った資産運用の手法が見えてくるはずです。具体的な運用手段の選択はそれからでも十分に間に合います。
『自己責任時代には、まずはきちんとしたお金の管理を』
これが、人生100年時代を上手に生き抜くための最初の一歩となるのです。
髙塚大弘
株式会社フィナンシャルクリエイト