業種別夏季ボーナス支給額トップは?

 次に、業種別に平均支給額を見ていきます。

 最も高い支給額となったのは、建設で156万672円(昨年同期比3.95%減)、次いで自動車の102万3,095円(昨年同期比3.62%減)、3位は化学(硫安含む)の94万4,151円(昨年同期比1.83%減)でした。

 2業種を除き、いずれも昨年支給額より減額となっています。

業種別ボーナス支給額ランキング

出所:日本経済団体連合会「2019年夏季賞与・一時金大手企業業種別妥結状況(第1回集計)」を基に作成
注:業種別集計社数が2社に満たない場合は表中から除くが、総平均には集計

 

ボーナス支給額で2019年後半を占う

 春闘(春季労使交渉)では、主要企業のベア回答(基本給底上げ=ベースアップ)が前年割れだった今年。ボーナス支給額で2019年後半の景気を占ってみてはいかがでしょうか。