少ない資金でもスタートできて、短期でも長期でも生活スタイルにあわせたトレード手法を選べるのが魅力のFX(「Foreign Exchange」の略で、2つの異なる国の通貨を売買し、その価格差で利益を狙う取引)。
興味はあってもなかなかスタートできない…、違うトレード手法を体験したいけど、いきなりは躊躇している方へ。FXをリスクなしで体験してみませんか?
FXが初めての方でも気軽に参加できる「楽天FXデモ取引コンテスト」。FXの疑似体験を通して取引の仕方や戦略を学ぶことができます。
このイベントに有名FXトレーダー3名が参戦! 初心者の方や、もっと上手くなりたい方は絶好のチャンス! デモコンテストの3月11~30日の間、トウシルでレポートしていきます。プロの戦略法を学んで、あなたのFXスキルUPに役立ててください。
#1:ゆったり為替さん
たった2つの手法で初心者にも分かりやすいシンプルトレード
#2:BULLヒロさん
トレンドの節目を見極める正確無比なエントリーポイントは必見!
#3:ガラケートレーダーさん
長年の経験で培った感性を武器に相場の歪みを狙い撃つガラケートレーダー
#1:ゆったり為替
参加者:ゆったり為替
年代:40代
職業:トレーダー、ライター
ゆったり為替さんの投資経験
投資歴:株5年、FX15年
1990年代、インターネットで株取引ができると世の中が騒然となったころ、トレードを始めました。しかし株では全く成功せず、新天地を求めて2004年ごろからFXを開始。
当時は円安と高スワップポイントの時代。世の中の雰囲気に乗り、私もドル/円をたくさん買い込んで保有していました。それだけでも毎日のスワップポイントは大きく、含み益も作れた時代でした。
ところが2007年のサブプライムローン問題で状況は急展開! 痛手を負い、FXから退場か? という危機に。
その状況でも何とか踏ん張りました。そしてバックテストとトレードを繰り返し、トレードで勝てるという確信を得たのち、2013年に会社を退職して独立しました。以後は、FXを中心に自由な生活を送っています。
得意な投資のスタイル
- お気に入りは長期間放置
- 週足を使ったトレード
長期間放置するトレードの場合、レバレッジ2倍未満でスワップポイントをもらうトレードや、リピート系注文で無期限に延々と利食いを繰り返す方法をとります。
この場合、何があっても損切りしないという姿勢です。リスク管理だけに注力するといっても過言でないくらいの姿勢になります。
週足を使ったトレードでは、土日にチャートをチェックし、月曜日~火曜日あたりで取引します。あとは、決済注文を出して放置です。
これらの手法は時間があまり取られないのがメリットです。たまに、日足を使ったトレードを繰り返す場合もありますけど。
いずれの場合も、インジケーターを使いません。ローソク足と補助線を1本または2本使うだけです。簡単な手法なのが特徴です。
今回のコンテストの目標金額は?
2倍!
今回はデモトレードです。すなわち、リスク管理を脇に置いてトレード可能です。資金倍増を狙います。
今回のFX戦略
2つの方法を利用します。
1:「ピンバー」
ピンバーとはローソク足の形の名前のこと。インジケーターでなく、分かりやすいのが特徴です。しかし、ダマシもとても多いので、補助線を併用しながら取引します。
具体的には、下値支持線辺りで上向き示唆のピンバーが出現したら、買います。逆に、上値抵抗線辺りで下向き示唆のピンバーが出たら、売ります。
この手法はどの時間軸でも使えます。そこで、1時間足でも日足でも、見つけたら積極的に売買していきます。
2:MACD
これはインジケーターです。主に、ダイバージェンスと呼ばれる形が出るときに取引します。ダイバージェンスは、トレンド転換のサイン、またはトレンド継続のサインとして使われます。
MACDは、トレンド転換を示すシグナル(オシレーター系)として分類されることが多いですが、ダイバージェンスを使うと、トレンド継続を示すシグナル(トレンド系)として使うこともできます。
そこで、MACDの示唆に従って積極的に売買します。この手法も、どの時間軸でも利用可能です。
以上、インジケーターを使わない方法、使う方法の2種類で、積極的に売買します。
意気込みとメッセージ
今回の勝負は、デモトレードなので短期間勝負です。リスク管理を重視するよりも、積極的にリスクを取りに行く方が、最終的に成績上位に残れます。
そこで、ピンバーとMACDを多用して、トレードを繰り返します。
こうして、何とか上位の成績に食い込みたいと思います。最終結果が損益ゼロあたりでは面白くないので、大きく勝つか大きく負けるか、そんなトレードを目指します。デモトレードならではのやり方です。
ゆったり為替さんの第1週「MACDで痛手!?次の戦略は?」を見る>>
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