(提供元:大和投資信託)

 

 前回TOPIX-17を初めて知り、関心を持ったイーナちゃん。
 どうやら十七郎の事務所に再度訪れているようです。

 コンコン♪

イーナ: こんにちは、先日はTOPIX-17のお話ありがとうございました。あれからその言葉が頭から離れなくなっちゃって。

十七郎: (苦笑)それは失礼しました。では今日はそれぞれの指数の特徴を教える前に、もうちょっと全体像についてお話したいと思います。

イーナ: わかりました。楽しみです!

十七郎: まず指数の値動きについてです。前回、「17の業種にはそれぞれ個性があって、さまざまな値動きをする」と言いましたが、実際にお見せするとこのような感じになっています。

イーナ: え?!業種によってこんなに値動きが違うんですか?2011年は下から4番目だった不動産が翌年には1位になってる!

十七郎: そうなんです。これが業種のおもしろみでもあります。1ホール目ではダブルボギーだったのに、次のホールではバーディーをとった時、あのときの喜びを思い出します!

イーナ: ?? ボギー?それってまさか…?

十七郎: おっといけない、今のは忘れてください。

イーナ: (…ほんとゴルフ好きだなぁ。)

十七郎: どうされました?

イーナ: いえ、なんでもないです!

十七郎: このように値動きが業種ごとにぜんぜん違うため、特徴を知っていると株式投資のおもしろみが格段に広がると思いますよ。

イーナ: なるほどー、業種がわかると銘柄選びも楽しくなりそうですね!でも、業種に詳しくなったら個別の銘柄もいいけど、業種自体に投資できたらなぁ、なんて思っちゃいますね。すみません、都合の良い話をしちゃって。

十七郎: よくぞ、お気づきになりましたね。

イーナ: え?

十七郎: 今日お話したかったのはまさにそのことです。
TOPIX-17にまるごと投資できる金融商品があるんです。それは「TOPIX-17 ETFシリーズ」です!

イーナ: うわ!そのまま!(笑)

十七郎: ETFというのは上場している投資信託のことでして、ここでは株式と同じように取引できる金融商品だと思ってください。でもこれらの活用は、ちゃんと業種の知識がついてからにしましょう。

イーナ: 紹介しておいていきなりお預けですか?(笑)

十七郎: これら業種自体に投資する考え方は、日本ではあまり根づいていませんが、海外では確立された投資法と考えられています。このグラフを見ていただくとわかるように、業種に特化したETFはアメリカではこんなに残高を積み上げていて、一般的な米国株ETFの約半分の残高となっています。

イーナ: ほんとですね。さすがアメリカってかんじ。

十七郎: あと、TOPIX-17の値動きは、東京証券取引所のウェブサイトで見ることができるんです。こちらにアクセスして日次のデータを追ってみるのもおもしろいと思いますよ。
おっと、そろそろ次のお客さんが…。

イーナ: えー、早いですよぉ。もう時間ですか?

十七郎: すみません、、次回からはいよいよ業種の個性について勉強していきましょうか。

イーナ: うぅ、またお預けですか、、わかりました!でも次回が楽しみです!

 

 次回以降、いよいよイーナちゃんがTOPIX-17の各業種について学んでいきます。
 では!

 

※指数のディスクレーマーについては下記をご参照ください。
TOPIX-17シリーズに係る知的財産権は、株式会社東京証券取引所に帰属します。

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※この記事は2017年8月17日に東証マネ部!サイトで公開されたものです。

 

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