本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(8月13日)
13日のドル/円の終値は110.71円
前営業日に比べ0.17円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。
- TRY:エルドアン大統領「米国はトルコに新しい同盟国を探すよう強制している」
- GOLD:ドル高で1,200ドル割れ。約1年半ぶりの安値水準
- ARS:アルゼンチン中央銀行、政策金利を45%に引き上げ
主要指標終値
本日の注目通貨
トルコリラ/円:週明けの東京市場で15.56円まで急落
週明けの東京市場でトルコリラ/円がまたも急落。トルコのエルドアン大統領は、「自分が生きている限り、金利の罠には、はまらない」と演説。利上げを使ってトルコリラ安を防衛するつもりがないことを表明したことでトルコリラはさらに売られることになりました。先週金曜日に安値を更新したトルコリラ/円は窓を下に開けてオープンすると、15.56円まで過去最安値を更新(チャート1)。
海外時間には、トルコ中央銀行がトルコ安防衛策を発表したことや米国人牧師解放の噂で一時17.06円まで反発。しかし、利上げという手段を使えないトルコ中央銀行にできることは限られ、またも16円前後まで売られるなど戻りは一時的でした。
トルコリラの通貨リスクは今後も拡大、深刻化する可能性は高いですが、一時的な急反発リスクも高まっているので注意が必要です。
南アランド:暴落
新興国通貨仲間の南アランドは、トルコリラに伝染して2016年9月以来の7.05円まで暴落(チャート2)。
ドル/円:111円台前半の取引続く
トルコ通貨リスクが南アランドに伝染し、投資家心理は冷え、日経平均株価は400円を超える大幅下落。安全資産として円が求められ、ドル/円は110.11円まで円高に動きました。しかし110円台で踏みとどまりNY時間には110.94円まで回復(チャート3)。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
14日:ドイツ、欧州GDP、ドイツCPI、英失業率など
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。