本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(7月26日)
26日のドル/円の終値は111.22円
前営業日に比べ0.28円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「晴れ」です。
- USD:フェイスブック株、一時20%近い暴落、北京の米国大使館付近で爆破騒動
- USD:トランプ米大統領、ロシアのプーチン大統領との再会談を来年まで延期
- JPY:10年物国債の利回りが0.1%に上昇。1年ぶり高水準
- GBP:EU(欧州連合)のパルニエ主席交渉官、貿易に関するメイ英首相の提案を拒否
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:111円台に反発。トランプ氏の「リーク」も助けに
米東京時間のドル/円は、ジリ安となり、一時110.59円まで下落。しかし、110円台半ばの買いも根強く、海外時間からは徐々に切り返して111.25円まで戻しました(チャート1)。
トランプ大統領は、「米国のGDP(国内総生産)にハッピー。数字は最初に”4”がつく」と発言。GDPの数字を漏らしたことも、ドル買いに一役買いました。
今夜発表の4~6月米GDPは、輸入の急増と民間消費、投資の拡大が寄与して、前期比4.1%に大幅に拡大の予想(前回2.0%)となっています。
ユーロ:前回に続いて今回もECB会合後に下落
ECB(欧州中央銀行)はこの日の会合で、政策金利を現行の0.00%に据え置きました。その他の政策についても変更はなし。決定は市場予想通りでした。
記者会見に臨んだドラギ総裁は、欧州経済の先行きインフレ見通しに自信を示しました。貿易摩擦があることを認めつつ、欧州経済のリスクは全体的に「バランス」しているとの評価。
一方で、マーケットが最も興味を持っているECBの利上げ時期に関しては、「現時点では、我々のフォワードガイダンスの文言を変更したり追加したりする必要性を感じていない」と述べるにとどまり、具体的な時期についての明言を避けました。
ユーロ/ドルは、会合後に1.1743ドルまで上昇しましたが、その後は下落に転じ、NY市場の引けにかけて1.1638ドルまで大きく売られました(チャート2)。
ユーロ/円は再び129円台に押し戻され、前日の安値に迫る129.45円まで下落(チャート3)。
ユーロ/円は、米EUの貿易問題に解決の糸口が見えたことを好感して、130円台前半まで上昇していました。しかしユーロ/ドルが大きく下げて、この水準を守ることができませんでした。
トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!
27日:米GDP、ミシガン大学消費者態度指数
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。