本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(5月17日)
17日のドル/円の終値は110.75円
前営業日に比べ0.39円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「晴れ」です。
- JPY:日本政府が500億円の関税引き上げを検討。米国の鉄鋼輸入制限に対抗
- USD:一部の米国製品に対して相互課税を実施 =中国商務省
- USD:トランプ米大統領「中国は貿易において甘やかされていた」
- USD:北朝鮮へのリビア方式の検討を否定 = トランプ大統領
- USD:カプラン・ダラス連銀総裁「米経済は、完全雇用をすでに超えた可能性」
- EUR:イタリアの「五つ星」と「同盟」が政策協定で合意。ユーロ離脱には触れず
- EUR:メルケル独首相「すべてのEU加盟国はイラン核合意を支持」
- TRL:リラ安による燃料価格上昇を抑えるため、国内燃料税を引き下げ。効果は疑問
主要指標終値
本日の注目通貨
ドル/円:111円台に接近中
ドル/円は堅調。東京時間の110.07円を安値に、NY時間終了にかけて110.86円まで上値を伸ばし、今年1月以来4カ月ぶりの高値を更新しました(チャート1)。
米長期金利が約7年ぶりの高水準である3.1%まで上昇していることがドル買いを支持。米金利はすでに適正水準に達したとの意見も出ていますが、マーケットはそれほど神経質になっていません。
ポンド/円:150円が見えてきた
ポンド/ドルは、英国が移行期間終了後の2021年以降もEU(欧州連合)関税同盟を巡る思惑で上下。英国の与党保守党の内部では残留派と離脱派が対立。メイ首相がどちらを選択しても立場が苦しくなることにかわりはなく、政権崩壊につながる恐れが高まっています。
ポンド/ドルは不安を抱えているものの、ポンド/円は円安が追い風となって、149.84円まで上昇。5月2日以来の150円も視野に入っています(チャート2)。
豪ドル/円:約1カ月ぶり高値
この日発表された3月雇用データは堅調。就業者が予想を上回る増加数だったこともありますが、それ以上にパート雇用から正規雇用への転換が進んでいることが評価されました。豪ドル/円は、円安の影響もあって、4月17日以来の高値となる83.38円まで上昇(チャート3)。
本日の注目イベント
18日:カナダ小売売上高、消費者物価指数
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。