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ドラマ化!『インベスターZ』作者に聞く「投資が上手い人、下手な人」の意外なクセ・インタビュー特別編
トウシル編集チーム
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ドラマ化!『インベスターZ』作者に聞く「投資が上手い人、下手な人」の意外なクセ・インタビュー特別編

2018/7/13
・投資は自己改革の機会を与えてくれる
・駅に近づいた路線バスから、躊躇なく降りるべし!
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 大人気投資マンガ『インベスターZ』はテレビ東京で、7月13日(金)深夜0時57分からドラマ25「インベスターZ」として放映開始! ホリエモンこと堀江貴文氏がナレーションを担当し、メルカリの小泉文明氏、ユーグレナの出雲充氏、メタップスの佐藤航陽氏ほか、実在するベンチャー企業の社長が登場することも話題。

 この『インベスターZ』の作者・三田紀房さんの「投資に効く」金言インタビューです。

『インベスターZ』インタビュー前編はこちら

『インベスターZ』インタビュー後編はこちら

 

投資は自己改革の機会を与えてくれる

日本人の中には「投資=金儲け」というイメージが根強いようです。

「投資」の本質は、「自分とはどういう人間なのか」、真に向き合うことができることにあると思います。

「投資=資産を増やす行為」だけにフォーカスしてしまうと、単にお金を儲けるための行為、浅ましいという印象で投資が捉えられてしまうかもしれません。非常にもったいないことですね。

 たとえばドカンと損したときに、落ち込んで3日くらい飯が食えない人間なのか、それとも「しょうがない」と気持ちを切り替えて、飯もモリモリ食べて、次の日も変わらず会社へ行ける人間なのか、はっきりとわかってしまうんです。

 自分を客観的に見る機会はそうありませんよね。哲学的なアプローチをする人もいますが、「オレってどういう人間なのか」という問いには、投資が一番わかりやすい答えを出してくれると思います。

 主人公の財前君なんて、初めての取引で損を出しながらも、いさぎよく「売っちゃった」と損切りをした。

 ある投資家から聞いたのですが、投資家として成功できる人は、躊躇せず損切りをできる人だということでした。値下がりした株は損を出してもいいから売る。そして新たな株に移る行動ができる。

 これは人生にもつながることで、たった10万円分の株を買っただけでも見えてくる。その人の人生の処し方そのものが現れてしまうんです。 

 彼女に振られてご飯もノドを通らないという人間より、「しょうがない。縁がなかった」と考えて、次の日には別の女の子に声をかけるような人間のほうが、成功していく気がします。自分という人間を客観視する、自分の置かれた状況を冷静に判断できる。そういう視点を養うトレーニングになるのが投資。

 もっと言うと、投資は自己改革の機会を与えてくれる最高の手段。メンタルトレーニングのツールにもなるんです。

©三田紀房

 

駅に近づいた路線バスから、躊躇なく降りるべし!

投資家が取るべき姿勢、三田さんが考える投資哲学はありますか?

一般に投資が下手な人は、高いときに買って、安いときに売ります。

 いま値上がりしている株だからといって、「わー」とその流れに乗っかって、いちばん高いところで買ってしまう。そしてハッと気が付けば下がり始めている……。人が買っているから買って、まったく人のマネをしているだけですよね。

 私が『インベスターZ』の作者として、投資セミナーなどに呼ばれたときに、よく例として挙げるのが、「投資は路線バスに乗る感覚に似ている」という話です。 

 通勤時に乗る駅行きの路線バスは、だいたい混んでいます。このとき、頭のいい人は終点の1つ手前のバス停で降りるのです。なぜなら駅に向かう路線バスは多く、駅に近づくに従い道は混んでいて、なかなか終点にたどり着かない。だから、1つ手前で降りて駅まで歩くのです。そして、混んだバスに乗り続ける人を横目に見て、先に電車に乗っています。

 この姿勢が投資といっしょなんです。

 投資のうまい人は株価が上がり続けていても、ピーク手前で手放しています。

 一方、投資の下手な人は「まだ上がり続けているから」「まだ買っている人がいるから」と考えて売り損ないがちです。

 なぜ下手な人はピークを前に売ることができないのか。まだ保有している人がいるのに、売って「自分だけ儲けを取り逃がした」という気分になることが嫌なんです。

 この考え方がうまい人と同じ行動ができない原因です。

 駅が見える距離になっても、みんなが乗っているから、自分も乗っていよう。一人だけバスを降りると損をしたことになる、という考えです。

「みんなも乗っている」と安心しながらも、道は混んでいるので、どんどん時間は過ぎていく。手前でバスを降りた人は、スタスタ歩いて、スマートに電車に乗っていってしまう。
みんなと同じ行動を取ってはいけないんです。

「路線バスに乗り続けない」「さっさと損切りする」ことが投資の成功には大事な姿勢だと考えています。

三田紀房(みた・のりふさ)さん

 1958年生まれ、岩手県北上市出身。明治大学政治経済学部卒業。

 代表作に投資をテーマにした『インベスターZ』のほか、『ドラゴン桜』『エンゼルバンク』『クロカン』『砂の栄冠』などがある。『ドラゴン桜』で2005年(第29回)講談社漫画賞、平成17年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。現在、「ヤングマガジン」にて『アルキメデスの大戦』を連載中。

■『インベスターZ』(1~21巻)は好評発売中です。

■『インベスターZ』はテレビ東京で、7月13日(金)深夜0時57分からドラマ25「インベスターZ」として放映開始予定です。早見あかりなど、人気俳優が出演するほか、ホリエモンこと堀江貴文氏がナレーションを担当します。また、メルカリの小泉文明氏、ユーグレナの出雲充氏、メタップスの佐藤航陽氏など、実在するベンチャー企業の社長が顔を出すことも話題になっています。

©三田紀房

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