本日のレンジ予測

[今日のドル/円]

上値メドは108.02

下値メドは106.87

今朝の天気マークは「くもり」

天気の判定基準くわしくはコチラ

 

毎ヨミ!FXトップニュース(4月13日)

13日のドル/円の終値は107.34円。

 前営業日に比べ0.00円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。

  • シリア:トランプ米大統領、シリアへの攻撃を決定(日本時間14日午前10時)
  • シリア:英国、フランスが攻撃に参加。ドイツ、イタリアは不参加。
  • シリア:安倍首相「米英仏の決意を支持」
  • シリア:ロシア「全ての責任は米英仏にある」「プーチン露大統領への侮辱は許せない」
  • ドル:4月ミシガン大学消費者信頼感指数、予想下回る。追加関税に対する不安が理由
  • 円:米格付け会社S&P「日本の格付け見通しを「安定的」から「ポジティブ」に変更」
  • :米国は日本を引き続き為替操作国の監視対象に指定
  • ユーロ:イタリアの政治混乱続く。組閣の見通し全く立たず
  • スイスフラン:対ユーロで下落続く。2015年スイスショック以来の安値圏
  • 香港ドル:35年ぶり安値。香港通貨庁は香港ドル防衛の介入を実施
  • 人民元:中国の貿易収支、予想外の赤字に。輸入が増える一方で、輸出が減る
  • NY株:反落。24360.14ドル(▲122.91ドル)
  • 原油先物:62.06ドル(▲1.48ドル)
  • 米長期金利:10年物利回り2.774%(▲0.059%)
  • 金先物:1,336.1ドル(+7.60ドル) 

本日の注目通貨

ドル/円:107円台で平静

 週明けのドル/円は、金曜日の終値に比べて円安水準の107.48円でオープン。米英仏のシリア攻撃は、今後の国際情勢に対する懸念はともかく、「するのか、しないのか」という不透明感は消えました。ドル/円もパニック的なドル売りは出ていません(チャート1)。

 

 トランプ大統領は週末、4月「13日の金曜日」にシリアに攻撃命令を下し、英国、フランスの同盟国と共に空爆を行いました。シリアが国際法に違反して猛毒サリンを含む化学兵器を使用したことが表向きの理由ですが、トランプ政権のロシアへの強硬姿勢をアピールする目的もあったといわれています。今回の件で、アサド大統領の後ろ盾となっているプーチン政権と欧米の関係悪化は必至。中東地域だけではなく、国際情勢がさらに緊迫化する恐れが強まりました。

 ドル/円は、金曜日のNY市場では、リスク後退の期待で2月22日以来の円安水準となる107.78円まで上昇しました。実際のリスクは大きくなっているのですが、いったん消えたように見えるため、マーケットには楽観的なムードも広がっています。

トルコリラ/円:26円前半

 今朝のトルコリラ/円は、金曜日終値とほぼ同水準の26円台前半で推移。今のところ安値を試しに行く動きはありません。とはいえ、中期的に見ると中東地域の不安定化がキャリーで積み上がったポジションの解消を進めさせることになり、上値も限定的と考えます(チャート2)。

 

ユーロ/ドル:大きな動きなし。今週の予想レンジ 1.2193 ~ 1.2464ドル

 週明けのユーロ/ドルは、先週末終値とほぼ同水準で取引(チャート3)。

 

 ポンド/ドルも今のところ大きな動きはありません。欧州市場がシリア攻撃にどのような反応を見せるのかに注意です。

ユーロ/円:今週の予想レンジ 130.34~ 133.90円

 ドル/円に連れて、ユーロ/円は132.66円まで上昇(チャート4)。

 

天気の判定基準とは?

天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。

・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。

・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。

・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。


※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。

※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。