楽天証券分類平均リターンランキング
続いて、投資対象市場や投資地域をさらに細かく分けて見てみましょう。
楽天証券で取り扱いがあり、かつ値動きの傾向を把握しやすい分類を厳選し、上位・下位5分類の騰落率をまとめた結果が次のグラフです。
過去3カ月間の騰落率で大きく上昇した分類は、
「国内REIT」、
「原油関連-為替ヘッジ無し」、
の5分類でした。
目立った銘柄としては、
「ブラデスコ ブラジル株式オープン」が+8.56%、
「メキシコ債券オープン(資産成長型)」が+5.59%、
「J-REIT・リサーチ・オープン(年2回決算型)」が+3.21%
の上昇でした。
一方、大きく下落した分類は、
「MLP-為替ヘッジ無し」、
の5分類でした。
目立った銘柄としては、
「米国エネルギー・ハイインカム・ファンド」が▲21.64%、
「HSBCインド・インフラ株式オープン」が▲17.59%、
「インデックスファンドUSリート(毎月分配型)」が▲13.97%
の下落でした。
過去3カ月は、出遅れていた中南米の株式や債券のほか、配当利回りの観点で相対的に魅力がある国内REITの分類が上昇する一方で、MLPや海外REIT、オーストラリア株式といった高配当資産のほか、人気の過熱観が懸念されるインド株式の分類が下落したもようです。