投資信託の「足元の動向」をお伝えする楽天証券分類平均リターンランキング
当コンテンツでは、投資信託の値動きを投資対象別に分類した楽天証券分類平均インデックスを使い、過去3カ月間の騰落率をランキング形式でお届けします。
今、上昇している分類、下落している分類を把握することで、今後の投資判断の参考にしてください。
基本8分類の過去3カ月間の騰落率
まずは、分散投資の基本となる国内、先進国、新興国の株式、債券、REIT(リート:不動産投資信託)の基本8分類の騰落率を定点観測してみましょう。
2018年3月末を基準とした過去3カ月間の騰落率の最上位分類は前月同様に「国内REIT」で2.5%上昇しました。
一方、最下位分類も前月同様に「海外REIT(含む北米)為替ヘッジ無し」で11.2%下落しました。
楽天証券分類平均リターンランキング
続いて、投資対象市場や投資地域をさらに細かく分けて見てみましょう。
楽天証券で取り扱いがあり、かつ値動きの傾向を把握しやすい分類を厳選し、上位・下位5分類の騰落率をまとめた結果が次のグラフです。
過去3カ月間の騰落率で大きく上昇した分類は、
「国内REIT」、
「原油関連-為替ヘッジ無し」、
の5分類でした。
目立った銘柄としては、
「ブラデスコ ブラジル株式オープン」が+8.56%、
「メキシコ債券オープン(資産成長型)」が+5.59%、
「J-REIT・リサーチ・オープン(年2回決算型)」が+3.21%
の上昇でした。
一方、大きく下落した分類は、
「MLP-為替ヘッジ無し」、
の5分類でした。
目立った銘柄としては、
「米国エネルギー・ハイインカム・ファンド」が▲21.64%、
「HSBCインド・インフラ株式オープン」が▲17.59%、
「インデックスファンドUSリート(毎月分配型)」が▲13.97%
の下落でした。
過去3カ月は、出遅れていた中南米の株式や債券のほか、配当利回りの観点で相対的に魅力がある国内REITの分類が上昇する一方で、MLPや海外REIT、オーストラリア株式といった高配当資産のほか、人気の過熱観が懸念されるインド株式の分類が下落したもようです。
本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。