今日のレンジ予想
30日のドル/円の終値は106.26円。
前営業日に比べ0.18円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。
今日はイースターマンデー(復活祭翌日の月曜日)で、欧州市場のほとんどは休場です。今日の上値メド(レジスタンス)は106.50円、106.73円、下値メド(サポート)は106.07円、105.88円。今週の上値メド(レジスタンス)は107.32円、108.36円、下値メド(サポート)は104.94円、103.59円。
今日の注目通貨
ドル/円:今月の見通し
3月のドル円は、月のスタートこそ順調に値を伸ばし、105円台から13日には3月の高値となる107.29円をつけましたが、月半ばからはトランプ大統領の暴走人事や米中貿易戦争を嫌気したドル売りが強まり、26日には104.61円まで下落。2016年11月以来のドルの安値を更新しました。ところがその後2日間で107円まで急回復。3月の高値/安値の半値(105.95円)をやや超える106.26円で取引を終了しました。(チャート1)
3月の終値は、2月の終値(106.70円)と比べると0.44円のドル安/円高。3月は結局、途中上下したものの、どちらの方向にも進まなかったということになります。
重要なサポートだった105円を完全にブレークしたことは、昨年9月から続いてきたドル高トレンドの終わりを示唆しています。同時に104円台からの急反発は、マーケットがまだドル安一辺倒に傾いているわけではないことも示しています。
4月は、トレンドが変わるかどうかを見極める月になります。ドル高トレンドが復帰するには、106円台でしっかり値固めをして、先ずは3月の高値107.29円を超える必要があります。その次は108円、そして110円がターゲットになります。
逆に105円を再び割ることになれば、次の大サポートである100円を目指して下落が加速することになるでしょう。
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「曇り」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「曇り」80日でした。
2018年3月19日より、ご愛読いただいておりました連載「FXデイリーチャート」と、連載「デイリー為替情報」が合体し、新連載「毎ヨミ!為替Walker」としてリニューアルしました。これまでのバックナンバーはこちらよりご覧ください。