お金と投資をもっと身近に
facebook twitter
遠洋地産(シノ・オーシャン・ランド・ホールディングス)
Bank of China int.
中国銘柄レポート
中国の現地証券会社より提供されるアナリストレポートから、当社の取扱銘柄を中心とした「企業レポート」を日本語でお届けします。 中国株式初心者の方でも分かりやすくまとめており、会社・…

遠洋地産(シノ・オーシャン・ランド・ホールディングス)

2011/2/18
北京の不動産規制強化の影響を懸念、11年販売目標の達成は困難に
facebook twitter 印刷する

北京の不動産規制強化の影響を懸念、11年販売目標の達成は困難に

現地コード 銘柄名 株価 情報種類
03377 遠洋地産(シノ・オーシャン・ランド・ホールディングス)  4.87 HKD
(02/18現在)
 株価
 企業情報
 チャート

北京の物件を多く扱う不動産大手の遠洋地産が厳しい状況にさらされている。北京市政府は先ごろ、不動産市場の過熱を抑制するため、新規住宅購入の際には5年間の納税証明を求めるという他の地域よりも厳しい条件を発表した。政府の規制は強化されているものの、物件の新規供給は増加傾向にある。過剰な供給により北京の物件の平均販売価格(ASP)は今後下落する可能性が高い。BOCIは同社が政府の規制、財務状況、利益率の3つの不安要素を抱えており、2011年の販売目標の300億元を達成するのは困難と判断。目標株価を11年予想NAVに対し52%のディスカウント水準に引き下げた。株価の先行きについては中立の見方に据え置いている。

同社の11年販売目標300億元のうち北京の物件は100億元に相当するため、規制強化の影響が懸念される。同社は北京政府の引き締め策発表後も11年販売目標値を維持し、大連、杭州、天津といった他の主要販売地域での販売てこ入れを計画するとみられるが、これらの地域でも物件の供給過剰と規制強化の傾向が表れる見通し。BOCIの予想では11年の北京の物件供給量は10年の需要量1200万平方メートルを上回る1800万平方メートルに達し、物件販売価格を下げざるを得ない状況が見込まれる。BOCIはセンシティビティ分析に基づきASPとGFAの11年予想値をそれぞれ20%、10%引き下げ、11年販売高を前年とほぼ同水準の211億元と予想している。

一方、同社の財務面をみると、10年上期の純負債比率は69%と09年末の18%から大幅に上昇。10年下期の契約販売を132億元とすると10年末の負債比率は50%程度となる。また同社は10年下期に14の開発用地を200億元で購入しており、11年支払い予定の用地の未払い費用は推定で90億元に上る。これに建設費用100億元が上乗せされるため、たとえ同社が300億元の販売目標を達成しても11年の負債比率は80%に上昇する。

さらに、土地取得コストの負担により利益率の圧迫が懸念される。同社は現在およそ1760万平方メートルの開発用地を保有。このうち510万平方メートルを10年下期に200億元で取得した。10年下期の開発用地の取得コストは1平方メートル当たり3798.7元と同業他社を上回る水準。BOCIのセンシティビティ分析によれば、ASPが5-30%減少すると1株当たりNAVは6-47.8%の幅で下落する。利幅を維持するために現在の不動産市場過熱抑制局面での販売を避ければ当期の販売高減少につながり、販売コストの上昇から財務に悪影響を及ぼす見通しだ。

 

 

 

 

【この記事に対するアンケート回答はこちらから】

トウシルのオススメ記事

▲トウシルトップページへ

 

つみたてNISA
人気記事ランキングTOP
トウシル TOP

 

このレポートについてご意見・ご感想をお聞かせください遠洋地産(シノ・オーシャン・ランド・ホールディングス)

本コンテンツは情報の提供を目的としており、投資その他の行動を勧誘する目的で、作成したものではありません。銘柄の選択、売買価格等の投資の最終決定は、お客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本コンテンツの情報は、弊社が信頼できると判断した情報源から入手したものですが、その情報源の確実性を保証したものではありません。本コンテンツの記載内容に関するご質問・ご照会等には一切お答え致しかねますので予めご了承お願い致します。また、本コンテンツの記載内容は、予告なしに変更することがあります。

記事についてのアンケート回答確認

遠洋地産(シノ・オーシャン・ランド・ホールディングス)

今回のレポートはいかがでしたか?
コメント
フレッシャーズ
 
タイムトリップ
 
動画でわかる
 

 

 

 

 
メールマガジン

直近1日の記事を配信します

配信:平日毎営業日配信
祝日・GW・夏季/冬季休暇 を除く

公式SNS

タイムリーな情報を
ゲットできます

配信:記事配信時 随時
facebookおよびTwitterには一部配信しない記事もあります

TOP
×
トウシル メールマガジン および SNSについて
メールマガジン 申込み

トウシルメールマガジンではレポートやコンテンツ等、直近1日の記事をお知らせします。
本メールは配信希望のお客様に平日毎日お届けしております。
リアルタイムでの情報取得は、公式SNS(facebook、twitter)もあわせてご利用ください。

  • 「メールマガジン 選択/受付」画面から購読を選択できます。
  • 楽天証券のメルマガをすでに配信希望にされている方は、
    初期設定としては購読申し込みとなっている場合があります。
  • メールマガジン購読申し込みには、楽天証券会員登録(口座開設)が必要となります。
Gmailサービスをご利用の方へ
メールマガジンを受信時正しく表示されないことがございます。あらかじめご了承ください。
メールマガジン サンプル
メールマガジンサンプル
  • 「メールマガジン 選択/受付」画面から購読を選択できます。
  • 楽天証券のメルマガをすでに配信希望にされている方は、
    初期設定としては購読申し込みとなっている場合があります。
  • メールマガジン購読申し込みには、楽天証券会員登録(口座開設)が必要となります。
Gmailサービスをご利用の方へ
メールマガジンを受信時正しく表示されないことがございます。あらかじめご了承ください。