10年1-9月期に41%増益、業界統廃合の進行が追い風に

現地コード 銘柄名 株価 情報種類
00914 安徽海螺水泥(アンホイ・コンチ・セメント) 34.30 HKD
(10/26現在)
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安徽海螺水泥の2010年1-9月期決算(中国会計基準)は、純利益が前年同期比41.4%増の31億5900万元、売上高が同26.5%増の223億5800万元に達した。この数字はほぼBOCIの予想範囲内。製品販売価格は7-9月期にほぼ横ばい推移し、1-9月期の粗利益率は前年同期から0.2ポイントとわずかながらも上昇した。また、販売費、一般管理費、財務費が同1.4%縮小したことで、純利益率は前年同期を1.5ポイント上回った(営業利益率は同1.6ポイント上昇)。

国内セメント・セクターでは、中国政府が進める旧式設備の廃棄措置や業界全体の新規生産能力の伸び率鈍化を背景に業界統廃合が進んでおり、こうした現状は中期的に安徽海螺水泥に有利。BOCIは来年、中国東南地域でのセメント価格の上昇を見込み、同社の2010年-12年の予想EPSをそれぞれ1.402元、1.754元、2.279元に設定。同社の目標株価を引き上げるとともに、株価の先行きに対して中立的な見方を継続している。

一方、BOCIによれば、同社のリスク要因は商業用不動産市場を取り巻く不透明感。セメント需要に影響する可能性が指摘されている。