2024年2月時点の、エリア別ポートフォリオを解説!

 2月はグロース株系の投資信託を購入しました。エヌビディア(NVDA)の決算発表以降、ヘッジファンド(投機的に運用する益追求型のファンド)がハイテク株の買いポジションを落としていることが報じられています。

 他方、機関投資家のアクティブ運用では、依然としてエヌビディアなどの大手ハイテク銘柄のウエートは高くありません。「有望なのはバリュー株や中小型株」が今年のコンセンサス的だったという印象であり、今も警鐘を鳴らす声が多いです。

 したがって、意外と主要意見に反してAIブームが続き、このままグロース株がアウトパフォーム(利益が出る)の可能性もあると考えています。なお、日経平均株価が4万円を超え、好調な日本株に関しては、メガバンクなどのバリュー株も有望だと想定しています。

2024年2月時点の、タイプ別ポートフォリオを解説!

 2月は米国株系の投資信託を購入しました。S&P500が11~2月の4カ月間上昇すると、次の12カ月間は過去14回の勝率は100%となり、平均約+17%、中央値約+16%で期待できます。

 S&P500が1月と2月の両方プラスの場合、残りの10カ月は28回中26回上昇。平均+12.2%、中央値+11.3%です。

 米国の家計負債総額は過去最高の17.5兆ドルに達し、昨年は+9,880億ドルです。しかし、昨年可処分所得は+1兆3,300億ドルで、負債以上に所得が増えており、家計レバレッジは低下。経済が成長したら、所得・負債・資産の全てが上昇するのが自然です。負債だけを強調するのはミスリードだと考えています。