2000(平成12)年1月10日

初のハッピーマンデー適用

 2000(平成12)年1月10日。この年の成人の日は月曜日でした。国民の祝日を月曜日に固定して3連休を創出する「ハッピーマンデー制度」が、2000年1月10日から、初めて適用されました。

 ハッピーマンデー制度では、例えば成人の日は従来1月15日に固定されていたのを第2月曜日に固定。祝日を月曜に移動させて土曜から3連休にすれば、新たに祝日を設けなくても旅行などの需要を生みだるためです。

 2000年には体育の日が10月10日から10月第2月曜に変更されました。2003年には海の日と敬老の日がハッピーマンデー制度の対象となって月曜日に固定されています。

 ただ、かつて成人の日だった1月15日は小正月(こしょうがつ)と呼ばれ、奈良時代以降は元服(大人の仲間入りをする儀式)が行われていました。また、体育の日の10月10日は、1964年東京五輪の開会式にちなんだ祝日でした。いずれも当該月の第2月曜では、祝日の由来や本来の意味が薄れてしまうとの批判があります。

 

2000年1月10日の日経平均株価終値は

18,193円41銭

※1月10日は休日のため前営業日の株価