3.注目は、素直に運輸・物流と小売か?

インバウンド需要の恩恵が期待される運輸・物流と小売ETFを分析する

 インバウンド需要の恩恵が期待される運輸・物流、および、小売ETF(上場投資信託)の中身を見てみましょう。

 TOPIX-17運輸・物流は、7割以上を電鉄などの陸運業が占め、空運も1割を占めます。JRグループは新幹線需要への業績依存度が高いため、インバウンド需要のど真ん中銘柄と考えています。

 また、空運業も訪日外国人客が増えれば国際線需要の回復が期待されることで、国内線と合わせて二重の恩恵が期待されます。一方、コロナ禍で活躍し、既に業績ピークアウトが見られる海運業が1割程度しかないというのも良い情報でしょう。

 TOPIX-17小売は、全部が純粋な小売業で占められており、誰もが利用するコンビニエンス・ストア、コロナ前のインバウンドで外国人客に人気があったディスカウンターやドラッグストア、百貨店が上位に顔を出しており、その他の業態でも、足元の超円安や、そもそも、円ベースでも割安な日本の物価は、訪日外国人客に大いに受け入れられる期待が持てます。

 これらの業種の株価は、まだ、それほど大きく上昇したようには見えないことから、今後も期待が持てるのではないでしょうか?

[図表3] 運輸・物流と小売ETFの構成業種と銘柄 

上記構成業種と銘柄は、それぞれ、NEXT FUNDS 運輸・物流(TOPIX-17)上場投信、NEXT FUNDS 小売(TOPIX-17)上場投信の2022年9月30日時点の資産内容です。
(出所)野村アセットマネジメント作成

<関連銘柄>
NEXT FUNDS 運輸・物流(TOPIX-17)上場投信(証券コード:1628)
NEXT FUNDS 小売(TOPIX-17)上場投信(証券コード:1630) 

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