直近3カ月の楽天証券分類平均リターンランキング

 続いて、投資対象市場や投資地域をさらに細かく分けて見てみましょう。

 楽天証券分類、およそ250分類の中から、値動きの傾向を把握しやすい分類を厳選し、上位・下位5分類の騰落率をまとめた結果がこちらです。

注:2021年10月末時点

 過去3カ月間の騰落率で上位5分類は、
インドネシア株式-為替ヘッジ無し」、
ロシア・東欧株式-為替ヘッジ無し」、
原油関連-為替ヘッジ無し」、
インド株式-為替ヘッジ無し」、
東南アジア株式-為替ヘッジ無し
でした。

 上位3分類の中で、それぞれ目立った銘柄としては、
アムンディ・ロシア東欧株ファンド」が+19.94%、
イーストスプリング・インドネシア株式オープン」が+18.03%、
UBS原油先物ファンド」が+15.75%の上昇でした。

計測期間:2021年7月30日~2021年10月29日

 一方、下位5分類は、
ブラジル・中南米株式-為替ヘッジ無し」、
ブラジル債券-為替ヘッジ無し」、
アジア債券-為替ヘッジ有り」、
トルコ債券-為替ヘッジ無し」、
欧州債券-為替ヘッジ有り
です。

 目立った銘柄としては、
HSBC ブラジル オープン」が▲25.36%、
ブラジル・ボンド・オープン(毎月決算型)」が▲14.71%、
アジア・ハイイールド債券ファンド(為替ヘッジあり)」が▲10.73%の下落でした。

計測期間:2021年7月30日~2021年10月29日